プラの接着やキズ埋め、合わせ目消しもできる!
こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です。
今回は余ったプラバンなどを使ってパテを作ってみたいと思います。
プラモデルを改造したりする方には良く使われているプラバン
好きな形に切ったり付けたりしていると、どうしても切残りのプラが出てしまいます。
この部分を捨てずにパテとして使おー!というやり方です。
プラバンを使っていない方でも大丈夫!
プラモデルで遊んでる方でしたら別の物を使ってできます(^^)/
・パテの代わりになる
・キズ消しにもなる
・パーツの接着剤にもなる
プラバンをパテに?と思う方もいるかと思いますが、プラバンと接着剤で簡単にできるパテです。
プラに付けるので接着剤としても使える万能なパテのような物です。
使用する道具
2,プラモデル用接着剤
3,クラフトテープ
4,つまようじor竹串(どちらでも構いません)
2,カッターorデザインナイフ(どちらでも構いません)
プラバンをパテにする方法
作業の流れ
2,プラの削りカスと接着剤を混ぜる
3,硬さを接着剤で調整して完成!
作業開始
1,プラバンを削る
簡単な作業ですが地味にたいへんです・・・(´-ω-`)
プラバンは切り残ったものでも構いませんが、分厚くしておくと削れる量が多くなります。
余ったプラバンを接着剤で合わせて少し大きなブロックみたいにしておくことです。

上記写真も厚いプラバンを2枚合わせたものを削っています。
いつも使っている金属ヤスリでもかまいません。削って削りカスを作ります。
金属ヤスリも削れる量が多い、目の粗い物を使うとより簡単です。
2,プラを削ったものと接着剤を混ぜる
最初にパレットを用意します。ここではクラフトテープを使います。
クラフトテープは表面がツルツルしているので、パテを載せても付きにくく接着剤を置いておくのに便利です。
クラフトテープをそのまま使っても大丈夫ですが、簡単に取り外しできるように粘着面を少し残した状態にします。
クラフトテープをテーブルにつけて取れなくなってしまったら大変なので粘着面をちょっとにします。
粘着面を4分の1ぐらい残してクラフトテープを折り合わせます。
こうすることで台に固定され簡単に剥がせます。
パレットが出来たのでプラパテを作ります。
クラフトテープの上に接着剤を数滴たらします。
次にプラの削ったものを接着剤の上にのせます。
2つを載せたら、つまようじなどで混ぜ合わせます。もし、混ざり合わせづらければ接着剤を足してください。
完全に混ぜれば完成です。

パーツの間に開いてしまったすき間や欠けた部分にも使えます。
3,接着剤で硬さを調整
接着剤が少なめだと、ねんどパテのような感じになります。
もし、使いづらいのであれば接着剤をさらに足してドロドロにもできます。
使う状況に応じて粘度を調節してみてください。
プラパテを使ってみた
実際に使ってみました(^^)/
パーツのスジ彫りを消してみようと思います。(下記:矢印部分)
プラパテをすこしドロッとした状態にして付けてみました。
けっこう表面の乾燥は早いのでいい感じです。ですが1時間でも完全にはいかないようです。
爪で押してみるとヘコミが付くので中は乾燥しづらい感じかもしれません。
今回は1日置いてみました。
1日置いて硬くなっていたので削りました。削った感覚はやはりプラなので簡単に削れます。
スジ彫りもキレイに埋まっています(^^♪
これでしたら、スジ彫りをミスった時にも使えますね(^^)/
ということで!スジ彫りを入れ直してみました。
スジ彫りも問題ない。
もともとあったスジ彫り部分にちょっと引っかかりを感じますが、彫り直しできます。
引っかかる原因は、パーツにプラパテをただ載せただけなので、スジ彫りの深い部分までプラパテが入っていなかったのかもしれません。

普通のパテもそうですが、押し付けるように付けるのが良いと思います。
完成したパーツはキレイにできていました(^^)/
3日後・・・
さらにパーツを観察してみましたがちょっと問題が!
パーツが完成してから、何日かおいたらプラパテ部分が肉やせみたいになりました。
見た目でも分かりづらい、爪で触っても段差が分かりづらい感じですが、すごく薄っすら肉やせを起こしていました。
乾燥してから削って整えましたが、内部は完全乾燥していなかったことになります。
プラパテを盛り過ぎたのかもしれません(^^ゞ
ポリエステルパテと同様な感じですね。
接着剤の入れる量によって乾燥時間も異なり、内部までの乾燥もしづらくなってしまいます。
なので、2次乾燥をさせた方が良いかもしれません。
プラパテの表面がカチカチに乾燥したら、パテをもった部分を少し削ります。パーツと平らになるまで削ってはダメです。
パーツの表面よりすこし凸ボコっと残した状態で、さらに乾燥させます。
こうすることで内部の乾燥がさらに行われます。
乾燥させてから、つまようじなどで押してヘコミがでなければ大丈夫だと思います。
本当は少し削って乾燥を繰り返した方がいいのかもしれません(^^ゞ
・他にも使える
パーツの合わせ目消しにも使えますね。
すこしゲートを切り過ぎても直せます。
・奥の部分にも効果的
あまり無いとは思いますが(^^ゞ
奥の内部にプラを差し込んで接着なんてことも効果的だと思います。

上記写真のパーツを参考に下記画像にて詳しく⇩
パーツ内部にはダボがあったりとボコボコしていることがあります。
そんな場合、接着剤だと接着面積がだいぶ少ないため強度に問題が出てしまいます。(上記画像:左側)赤い丸が接着点
に対し、プラパテを使った場合すき間にプラパテが入りこんでいくので、ガッチリと固定できます。(上記画像:右側)
ポリエステルパテでもいいかもしれませんが、接着面がツルツルしていると簡単に取れてしまうことがあります。
ポリエステルパテで付けるにはパーツ接着面を削ったりして食い付きをよくしてあげないといけません。
なので、少し手間がかかります。
プラパテは接着剤が入っているので、接着面を削らなくてもそのまま付けれます(^^)/
簡単です!
と、こんな感じにも使えます。
・プラバンがなくても大丈夫!
プラモデルのランナーを使ってパテを作る
プラバンを使わない方でもプラモデルのランナーを使ってパテができます。
ランナーを削るのが大変なのでカンナがけで削ってみました。

こちらの方が簡単ですが、静電気でまとまりづらい感じ(>_<)
ある程度たまったら指ですり潰して細かくします。
後は上記で記載したように接着剤と混ぜてパテを作ります。
プラで作ったパテはいろいろなことに使えるのでぜひ試してみてください。
他にもプラモデルに関する記事を掲載しています(^^)/





まとめ
今回は「プラバンでパテを作る」をやってみました。
プラバンやプラモデルランナーでできるのでコストも少なく、すぐに作業できるのもいいです。
上記ではプラバンとプラモデルランナーを使っていましたが、プラ棒でも大丈夫です。
削りカスを作るには少し大変な部分がありますが、急な場面で道具がなかった時など使えると思います。
ランナーを使ってパテを作りましたが、他にも改造もできるのでいろいろ試してみて下さい(^^)/
ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
すこしでも参考になったことがあれば幸いです。
プラガレージ:toshibo
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