プラモデルのランナーを使って改造!
こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です。
今回はプラモデルを作った後に残るランナーを使って、組み換えや改造をしていきたいと思います。
いつもは組み立てた後のランナーはバラバラにカットし処分していましたが、うまく使えば可動軸を作ったり、差し込みジョイントなどいろいろ使えます。
プロモデラーの方はデザインの変更にも使っているのを見たことがあります。ランナーだけで見た目がかなり変わってしまうプロモデラーってすごい!
工夫次第でランナーも1つのパーツにできます。
切って貼るだけでしたら、初心者の方でも簡単にできる改造なので楽しめます(^^♪
プラモデルランナーの使える部分
基本どこの部分でも使えますが、私が改造に使っているランナー部分は赤い丸の部分です。
T字の部分は主に可動軸でのパーツに
直線の部分は差し込み軸に、考え方次第でいろいろな使い方ができます。
L字の部分も可動軸として使えます。他にもシールドを作った時の持ち手になりますね。
わざわざ軸を作るとなると斜めになってしまったり、強度が足りなかったりと色々問題が出てきますので、だったらランナーを使った方が簡単で安心です(^^♪
タグプレート部分も使えます(^^)/
細かくカットして張り付けたり、可動軸の土台や肉抜き穴を塞ぐことにも使えます。
ランナーの太さ
ランナーの太さは大体同じサイズになっていますが、角の方には細い部分も。
今回のランナーには3か所、太さに違いがありました。
ランナー中心から外側に向けて少しずつ細くなっています。
※バンダイのプラモデル参照
樹脂が流れやすいようになっている構造なのでしょうか。
私もプラモデルと同じやり方の、製品をプレスして製造する会社で働いた経験があり、その時も中心は大きく角の方は小さくなっていました。
あ! 話がそれましたが(^^ゞ
3種類あるので部分に応じて使いわけができます。
ガンプラなどの接続軸は約3mmが多いので2.9mmの部分が使いやすいと思います。
ポリキャップも約3mmが多いです。
改造に必要な道具
2,ニードル
3,ヤスリ棒
4,ノギス(できればデジタルノギスがおすすめです)
5,ピンバイス
6,ドリルの刃(各太さに応じて)
7,プラモデル用ノコギリ
8,接着剤
主な改造例
ランナーの十字の部分を使って可動軸を作ってみました。
使っているランナーは、フレームなどの内部パーツに使われている、ツヤのないサラサラしたランナーです。
外装などに使われているランナーでも構いませんが、内部の可動でしたらツヤのないランナーがおすすめです。
ナンバーの部分をカットしてキレイに削ります。
ビームライフルに可動する取り付けジョイントを作りました。
ランナーのプレート部分でもいいですが、分かりやすいようにプラ板で土台を作っています。
(上記写真、白い部分がプラ板)
2枚のプラ板に穴を開け、T字のランナーを差し込んでライフルに接着しています。赤い矢印の方に可動します。
構造はこんな感じです。
同じ大きさのプラ板を瞬間接着剤で貼り付けます。
プラ板を貼り付けたら穴を開けます。こうすることで2枚のプラ板に同じ位置の穴が開きます。
穴を開けたら2枚のプラ板のすき間にナイフを入れて分割します。
あとは組み立てるだけ!
可動する軸ができました(^^)/
ここではランナーの太さ2.9mmの部分を使用しました。
穴の大きさはドリルの刃ですと3.0と書かれたサイズを使いました、少しキツメの可動になります。
(ドリルの刃3.0:測ったところ太さは2.9mmでした)
ランナーを少し短く切り過ぎましたが上下に可動します(^^ゞ
この状態でいろいろな物に使えますね(^^)/
差し込みジョイント
こちらはビームライフルのトリガー部分です。もともと1つのパーツでしたが、ライフルを2つにカットして本体に取り付けるジョイントをランナーで作っています。
ただランナーを差し込んで接着してます(^^ゞ
ランナーを差し込んだ部分の横にもすき間があるので、ここにもランナーをカットして差し込み接着してあります、軸が完全に固定され安心です。
差し込みジョイント・ポリキャップカバー
土台となるプラ板(1mm)に穴を開け、ランナーを差し込み接着します。プラ板のサイドに薄いプラ板0.3mmを貼り付けています。
こうすることでポリキャップが隠れます。
タグプレート部分のランナー
一度ランナーからカットし、表面がデコボコしているのでナイフで軽くカット。そしてやすりでフラットに削ります。
あとは好きな大きさに細かくカットして貼るだけです(^^♪
切り方はカッターやデザインナイフでプラ板を切るようにおこないます。プラモデル用のノコギリをお持ちであればそちらの方がいいかもしれません。
ニッパーなどでカットすると切った面が荒くなるのでヤスリでの整えが必要です。
すこし足すだけでも情報量がアップしてカッコよくなります(^^♪
すこしデザインが足りないなという部分に足してみてください、変わってきます♪
ただ、ランナーが硬めなのでカットがすこし大変です(^^ゞ
タグプレートの厚さが約1mmなので、必要に応じて薄く削った方が使いやすいです。
こんな所も(^^♪
外見の変更には外装パーツが付いていたランナーでも構いません。

他にもプラモデル改造のやり方を書いています。





まとめ
今回はランナーを使った改造でした。
意外と使えるところがあり、可動軸に使うのはおすすめ!だと思います。
ポリキャップにも入る丁度いい太さなのでいろいろ使えます。
タグプレート部分も可動の土台にしたり、細かくカットして貼るだけでも見た目がだいぶ変わりますので、初心者の方でも簡単に試せる改造ではないかなと思います。
可動に使うランナーは外装パーツが付いていたランナーではなく、フレームなどに使われているツヤのないランナーを使った方が少し柔らかいのでゆるくなりづらいです。
外装の改造でランナーを貼り付けるのは簡単ですが、タグプレートのカットがすこし大変かなと思います、厚みも少しあるのである程度薄くしてからの加工の方がいいです。
他にもいろいろな使い方があると思いますので、ぜひ試してみてください(^^)/
ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
何か一つでも参考になったことがあれば幸いです。
プラガレージ:toshibo
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