プラ板などを使った改造、可動パーツを作るNo,1
こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です。
今回は、「プラ板やプラ棒などを使って可動するパーツ」を作ろうと思います。
プラモデルを改造する時に、動かない部分のパーツを動くようにすると、リアリティーが表現できたり、楽しさもアップします。
動くパーツを作るとなると「大変じゃないか?」という感じもあるかと思いますが、簡単に作れるパーツもたくさんあります(^^)/
・プラモデルのランナーだけでもできる!
やり方は「プラ板に穴を開け、ランナーを差し込む」これだけ!
とても簡単なやり方です。
他にもいろいろなやり方があるのでやってみましょう(^^)/
1 簡単な可動パーツ
プラ板とプラモデルランナーでできる可動パーツ
プラ板とプラモデルを作ったあとのランナーでできるパーツになります。
とても簡単です(^^)/
プラ板の貼り合わせ
必要な大きさに切り出した2枚のプラ板を用意し、瞬間接着剤で点付けして貼り合わせます。
点付けは1mmぐらいの大きさで瞬間接着剤を付けます。
2枚貼り合わせたプラ板に穴を開けます。
ランナーの太さが約3mmなので、3mmのドリルの刃で穴を開けます。
(ランナーをデジタルノギスで測ると2.90mmくらいなのでピッタリ)
一枚ずつ穴を開けるより、2枚重ねた方が簡単でプラ板の穴の位置も左右2枚同じになるのでいいです。
穴を開けたらプラ板を2枚に分けます。プラ板の間にカッターやデザインナイフなどを差し込んでパチッと接着部分をカットします。
次にランナーを使います。
必要な部分はランナーの角の部分
丸の部分のランナーを使います。
今回はT字部分を使ってみます。
必要な材料ができました!
後は差し込むだけ(^^)/
これで可動するパーツが出来上がります。
プラ板の角を切り落とし丸く仕上げればより動きやすくなります。
写真のプラ板は大きいので必要な分にカットして使います。
SDガンダムクロスシルエットのゼータガンダムの腕
ランナーのサイズがピッタリなのでキレイに差し込むことができます。
最後にシールドを作ったパーツにかぶせたり、武器を付けてみたりと色々なパーツを作れます。
SDユニコーンガンダム2号機バンシィのアーマーを付けてみました。
作ったパーツが出ていますが、分かりやすいようにしています。
実際は付けるパーツより小さくして使います。
かぶせているだけなので、いろいろなパーツに変えればバリエーションも豊富です。
上記ではプラ板を動かす方法で作成しましたが、逆にプラ板の方を何かに固定してジョイント部分を動かすようにも使えます。
使用したすべての道具
2,定規(HGステンレスT字定規がおすすめ!詳細は下記に)
3,カッターorデザインナイフ
4,ヤスリ棒
5,紙やすり(800~1000番)
6,ピンバイス(3mm刃)
7,ノギス(できれはデジタルノギスがおすすめ!)
・定規は普通のものでも構いませんが、HGステンレスT字定規がおすすめです。

HGステンレスT字定規の記事は下記をどぞ👇
・ノギスも普通のモノでもできますが、細かいサイズが測れないのでデジタルがかなり!おすすめです。
スライドして簡単に測れます。最大15cm(上記のモノ)
・デジタル表示なので細かくサイズが分かる!
・細かく測れるので、パーツをピッタリに削ったり切ったりすることがやりやすい!
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2 可動部分を2か所使った改造パーツ
上記で作ったパーツにもう1カ所追加してアームのようなパーツを作ります。
可動パーツを作った反対側にも同じやり方で穴を開け、さらに1セット同じパーツを用意。(計4枚)
この時、中央のランナーはストレートの棒で構いません。(3mm)
組み合わせるとこんな感じ!
可動する部分が3つになり、アームのような可動パーツができました。
いろいろな所に付けてみる
可動部分があることで、さまざまな動きができるようになりました。
あとはプラ板などで見た目を変えれば完成です。
同じ形のモノを何個か作れば長いアームようなパーツができたり、尻尾みたいに使うのもいいですね。
使用したすべての道具
2,定規(HGステンレスT字定規がおすすめ!詳細は下記に)
3,カッターorデザインナイフ
4,ヤスリ棒
5,紙やすり(800~1000番)
6,ピンバイス(3mm刃)
7,ノギス(できれはデジタルノギスがおすすめ!)

3スライドする可動パーツ
移動できるパーツを作ってみたいと思います。
ここではランナーのタグ部分を使っていきます。
プラモデルランナーには必ず表示されている部分。
タグには文字が浮き出して成型されています。この文字をナイフやヤスリで削り落します。
使う材料はプラ板とプラモデルランナーとタグ
ランナータグは1cmの長さにカットして、穴を開けてあります。(3mm穴)
1mmのプラ板に0.3mmのプラ板を貼り合わせます。
接着剤は貼り合わせる全面に配布します。これで1.3mmのプラ板ができます。
乾燥したらある程度の大きさにカット。
1cmぐらいの幅でカットしました。
3枚あった内の1枚のプラ板に先ほどの1.3mmプラ板を貼り付け
中央はランナータグが入るように開けておきます。
これが土台になります。
ランナーとタグ
タグの大きさは1cm×8mmぐらいです。穴はランナーの太さと同じく3mm。
土台にランナーで作ったパーツを載せ、左右に1mmプラ板を被せ接着します。
接着剤が乾燥する前にランナーパーツを左右にスライドさせます。
こうすることでパーツが可動するのと、プラ板の幅をチェックします。
これで大まかな形ができました。
もしかしたらランナーパーツが中ではみ出した接着剤とくっついてしまうかもしれませんので、ランナーパーツは外しておきます。
余分な所をカットして完成です(^^)/
スライドするパーツができました(^^♪
この状態ですとランナーパーツが落ちてしまうので、左右のミゾにプラ板を差し込めば外れを防ぎます。
このパーツもいろいろな部分に使えます。
・アーマーとボディーの間に入れてアーマーが動くようにしたり。
・先ほど上記で作ったアームをつけてみたり。
他にもいろいろな使い方ができるパーツです。
切って穴を開けて付けるだけなので簡単にできます。
使用したすべての道具
2,定規(HGステンレスT字定規がおすすめ!詳細は下記に)
3,カッターorデザインナイフ
4,ヤスリ棒
5,紙やすり(800~1000番)
6,ピンバイス(3mm刃)
7,ノギス(できれはデジタルノギスがおすすめ!)
ランナータグとプラ棒で作る可動パーツ
ランナータグを使った可動パーツで回転をさせることで、伸びるような感じにしたり、左右独立させることでいろいろな動きにできるパーツを作りたいと思います。
すでにパーツができていますが形はこんな感じに。
タグ1:3cm×4mm/1本(長い方)
タグ2:1cm×4mm/1本(短い方)
プラ棒:2mm×5mm/3本
作り方は8mmぐらいあるタグを半分にカットして2mm穴をあけています。
プラ棒を差し込み接着、あとは組み立てるだけ(^^)/
長いタグにプラ棒を差し込むときは、貫通させて左右同じくらいプラ棒が出るように接着します。
(反対側にもパーツを付けるので)
本体となる長いタグの左右に、同じパーツを付けて独立の可動を再現
左右についているパーツを動かすことで全体の長さも変えることもできます。
今回、かなり小さく作ってしまいましたが、大きく作ればもっと作りやすいです。
私はこれを使ってアーマーの可動を作りました。
スライドもできて、軸可動で長さも変えられ、動きもしっかりしたパーツです。


このページでは
いろいろなパーツをさらに掲載していこうと思います。
作業に応じて追加していきますので良かった見に来てください♪
プラガレージ:toshibo
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