プラモデル塗装、パーツ固定のやり方
こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です。
今回は、
「プラモデル塗装するときのパーツの固定方法」です!
缶スプレーやエアブラシ、
筆塗りでも塗装するときパーツを固定して塗装します。
固定した方が塗りやすくなるし、手が汚れづらくなります。
塗装後の乾燥にも
パーツを固定したまま置けるのでいい部分しかありません!
パーツをキチンと固定しないと
塗装しているときに落ちてしまったり、
場所によっては一部塗れていなかったりと
問題が出てきてしまいます。
ここではそんな
パーツの固定方法の8種類を私がおこなっている方法で
紹介したいと思います。
プラモデル塗装に必要な固定道具
このページで紹介するやり方に必要な道具です。
2,ワニ口クリップ
3,目玉クリップ
4,両面テープ(強力タイプ)
5,クイックバークランプ
6,スポンジテープ
7,ペットボトル
8,塗装ベース(カーモデル用)
9,発泡ブロック
10、猫の爪とぎ(3cm以上のもの)
※上記の必要な物はすべてが必要になるわけではありません、
状況によっていろいろ使い分けになります。
プラモデルパーツの正しい付け方
基本的なパーツの固定は
パーツの裏側だったり、ダボピンとダボ穴
プラモデルを組み立てたとき、
見えなくなる部分に固定部分を決めます。
正しいやり方
固定するときも
台とできるだけパーツを離して付けるのがいいです。
間違ったやり方
上記写真のように
固定台(ワニ口クリップ)と
パーツがくっついていたり近すぎたりすると、
そこの部分だけ塗装できない状態になってしまいます。
なので、できるだけ離すように固定します。
ランナーを残して置く方法
あらかじめパーツを塗装すると分かっているのであれば、
ランナーからパーツを切り離す際
パーツをランナーごと一緒に切り取っておくと
塗装がおこないやすいです。
細かいパーツやつかむ部分のないパーツもランナーを残しておくと塗装しやすいです。
プラモデルパーツの固定のやり方
では、
パーツの固定をいろいろな道具で固定したいと思います。
いろいろな形のパーツがありますが、
今まで私がおこなってきた方法でやってみたいと思います。
竹串(たけぐし)3種類
まずは、竹串!
私が使っている中で一番長く愛用しているものです。
ここでは、
竹串と両面テープを使ってパーツの固定をしていきます。
1,ダボ穴にさす方法
ダボ穴にピッタリ入ってとまるのであれば、
このままでもいいですが、
ゆるかったりすると固定できないので両面テープを貼ります。
両面テープの長さは7mm~8mm程度の感覚でOKです。
これを竹串に巻き付けパーツに差し込みます。
丁度ひと回り大きくなった太さになりますので、
チョットキツイかなぐらいでしかっり固定されます。
2,ダボ穴が小さいや無い、小さいすき間しかないパーツ
上記とは逆に竹串のトガった方に両面テープを付けます。
竹串に両面テープをななめに貼り付け、巻くように貼る。
先端の4mm~5mmは両面テープだけになっているので、
このままパーツに差し込むと
狭いすき間などに入って固定されます。
ポイントは
ねじ込むように入れていく感じがいいです。
3,つかむ場所がないパーツ
大きいめのパーツだけど、
つかむところが無いというときに使っています。
竹串に半分貼り付けます。
こちらも巻き付けるように貼っていきます。
このままパーツ裏に付ける。
竹串の先端は両面テープだけになっているので柔らかく、
パーツに押し付ける感じで付けることによって
パーツの形に合うようになり密着性が良くなります。
クリップ2種類
1,目玉クリップ
はさむ力が強いのでこれも使えます。
筆塗りでも場合によっては使いやすいです。
そのまま置くこともできます。
缶スプレーやエアブラシでの塗装時は、
手が汚れてしまうのでここでも竹串を使い固定します。
竹串に長めに切った両面テープをナナメに巻き付ける
幅広い両面テープの部分ができます。
下から丸めるような感じで巻き上げ、ふくらみを作ります。
こうすることで目玉クリップが落ちなくなります。
2,ワニ口クリップ
プラモデル用品でも販売されているワニ口クリップ
お店でも束になって販売されています。
今回は市販品と自分で作ったものを紹介
ワニ口クリップはそのままパーツをはさむだけ
簡単で使いやすいです(^^♪
ですが、
販売されているモノには本数が少なかったりします。
なので私の場合は
クリップ部分と竹串を別で購入して作っていました。
こちらの方が大量に作れます♪
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やり方は竹串にワニ口クリップをペンチで固定する
尖った部分と反対側に付けます、
このときペンチでもいいですが私は配線用のペンチを使っています。
配線用電工ペンチ
これでかしめることによって
ガッチリ止めることができます。
普通のペンチでも構いませんが
ピンポイントで潰すのがむずかしいので
私は電工ペンチを使っています。
電工ペンチの使う部分は端子圧着部分です。ここを使います。
(端子圧着部分はペンチ種類によって場所が異なる場合があります)
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台座に固定する場合でも、
竹串の先端が細くトガっているので刺しやすいのも良い部分です♪
ペットボトル
ペットボトルを使うときは大きなパーツの固定です。
カーモデルのボディなどが多いですね。
使い方は、
ペットボトルの1/3くらい水を入れキャップを閉めます。
(分かりづらかったので青い水を入れています。)
水が入ることでおもりの変わりになり、
大きなパーツを付けても倒れづらくなります。
キャップ部分に
長く切った両面テープ(6cm~7cm)をジグザグに貼り付け!
こうすることでボリュームをアップさせます。
カーモデルだとルーフ部分(天井)が
ゆるやかにカーブになっているので
両面テープでボリュームをもたせています。
密着性が上がるという感じです。
ペットボトル形状の使いやすいポイント!
形としてはキャップしたのところが
細い形状のペットボトルがおすすめ!
丸い形や角ばった形のモノより細いものの方が、
すき間ができるので裏面や下部分の塗装を行いやすいです。
クイックバークランプ
こちらははさむ場所が無い!
長いパーツなどがおすすめ方法です。
私の場合、
カーモデルのウイングのパーツなどですね(^^
はさむ部分がなく、
両面テープに貼り付けてみたものの、
大きいパーツなのでグラグラしていて落ちることもあります(;’∀’)
そこで対策としてはクイックバークランプを使います。
クイックバークランプ
100均などで販売されているDIY用の固定する道具です。
解除ボタンを押すことでアームをおろすことができ、
横にあるグリップを握ることでアームを
数ミリ単位で挟む(縮める)道具になっています。
プラモデルパーツ固定用の道具:作り方
・クイックバークランプ
・スポンジテープ
・両面テープ(強力タイプ)
クイックバークランプの抑え部分に
スポンジテープを貼り付け、さらに両面テープを重ねます。
上下に付けて完成!簡単です(^^)/
クイックバークランプは
グリップ部分でアームを徐々に動かし、物を挟んでいく道具。
そこを使ってパーツをはさみます。
注意点としては、
強く一気に握ってしまうと強く挟んでしまうこと!
なのでゆっくり握って押さえます
さらにスポンジテープがパーツにかかる負担を軽くし
両面テープで落ちない構造です。
間違ってギュッと握ってしまった場合でも、
スポンジテープの柔らかさが軽減してくれて
パーツの破損を防ぐ感じになっています。
スポンジテープない状態でパーツをはさんで、
間違って力が入ってしまったときは
ダイレクトにパーツに力が加わってしまい
破損ということもあるかもしれませんので、スポンジテープを使っています。
逆に解除ボタンを使って
挟むというのもおすすめです。
タミヤ:ペインティングスタンドセット(2種)
タミヤから販売されているカーモデル用の塗装台座
2種類入っており、
カーモデル用とパーツ用のセット
上記はカーモデル用、
おもにカーモデルボディを固定するための台座になります。
上部に金属による固定アームが
ボディの内側を広げるようにしっかり固定してくれます。
固定アームが細いので裏面などの塗装がしやすい!
台座部分は可動するようになっていて、
回転することができます。
塗装の際もいちいち持ち替えをせずに
回転させて塗装できる便利なモノです!
2つ目の台座
こちらはパーツ用
専用クリップが4個付いており、台の際に固定できます。
さらに固定用の穴が各場所に開いていて、
ランナーを付けて置いておくことやワニ口クリップなどにも対応
こちらのスタンドも回転することができます。
プラバンで作る方法!
どうしても付ける部分がない!
というときにプラバンを使った方法もあります!
それは!
パーツに合わせて土台を作る方法です。
パーツはカーモデルのディフューザーのパーツなのですが、
はさめる部分も無く付ける部分が
小さかったりして固定がやりづらい(;’∀’)
カーモデル本体に付ける部分は
黄色い矢印の部分しかなく固定がしづらい傾向があります。
こんなときは!
プラバンやプラ棒で専用固定台座を作る!
・プラバン2cm×5mm2枚(厚さ1mm)
・プラ棒:5mm角棒3cm
パーツの付けたい部分に合わせて固定台座を作ります。
最後に中心に穴を開ける、
竹串で固定するので竹串の太さと同じ大きさの穴を開けます。
竹串を差し込んで完成!
黄色い矢印の部分に両面テープを貼り付け台座が完成です!
パーツを付けた感じがこちら⇩
これで簡単に塗装できる状態にできます(^^♪
もしも付けれる場合が無かったときは、
専用で作った方がいいかもしれません。
固定できればなんでもいいので、
プラバンと限らずダンボールなんかでもいいです(^^)/
パーツの台座、置いておく土台
塗装したパーツを
そのまま置いておくこともできないので、
固定したまま置いておく土台
2つのものを紹介します。
1,発泡ブロック
100均で販売しているブロック型の発泡スチロール
竹串のような先端がトガっているモノでしたら、
簡単に刺し込むことができます。
逆にとがっていないモノは刺しづらい感じがあります。
2,猫用の爪とぎ
プラモデル用のものでも構いませんが
思ったよりも小さめな感じなので、
私は大きい猫の爪とぎを使っています。
ガンプラの塗装のときには
パーツ数が多いので猫の爪とぎがおすすめ!
ご自分の使いやすい方を選んだ方いいです(^^♪
ここでおすすめは厚いもの!
3cm以上のモノが使いやすい!
竹串でのパーツ固定で薄い爪とぎの方を使ってしまうと
パーツを刺したとき、固定部分が少なく
あまり固定した感じにならないので分厚いものがおすすめです。
ちなみに!
ワニ口クリップをペンタテなどでもいいですが、
私はダイソーの箱に入れています。
ホコリがかからなく大きさも丁度いい感じの箱、
ふたにはマグネットが付いているので開け閉めも簡単♪
まとめ記事は下記に続く⇩
他にもプラモデルに関する記事を掲載しています(^^)/
プラモデルパーツ、塗装するときの固定の簡単なやり方9種のまとめ
今回は「プラモデル塗装の固定のやり方」でした。
意外と身近なモノでパーツの固定はできます。
竹串が無くても竹はし(割りばし)なんかでも代用できます。
両面テープは強力タイプがおすすめ!
普通の両面テープは粘着が少し弱い感じがあり、
超強力は強すぎて後始末が大変なので
強力タイプが使いやすいですね。
ワニ口クリップなどは市販品もありますので、
使いやすいですが本数をいっぱい買わないといけない感じがあります。
(プラモデルによって変わる)
沢山ほしいときはネットなんかで
クリップなどを別で購入して作った方がお得です!
今回
いろいろな方法で固定の仕方を紹介しましたが、
探してるやり方はありましたでしょうか(^^ゞ
できるだけ安く使えるようなモノを紹介しました。
まだまだ使えるものは
あるかもしれませんのでいろいろ試してください(^^)/
ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
何か参考になった事が少しでもあったなら幸いです。
プラガレージ:toshibo
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