プラモデルの塗装を落とす簡単なやり方
こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です!
今回は、「プラモデルの塗装の落とし方」をやってみたいと思います。
・塗装で失敗した!
・間違って違う部分まで色を塗ってしまった!
・マスキングしてたのに塗料が流れてしまったなど、さまざまな失敗があると思います。
ここでは、クレオスから販売されている「Mr.PAINTO REMOVER」(Mr,ペイントリムーバー)を使った落とし方や他の方法で塗装の落とし方をやってみたいと思います。
どれが一番落ちが良いのか試してみようと思います。
プラモデルの塗装を落とすために必要な道具
道具
2,筆
3.布orティッシュペーパー
4,トレイ
5,新聞紙
※Mr,ペイントリムーバーには、筆が付いていないので塗るための筆が必要です。
※新聞紙はしたに引くための物です、無ければ段ボールや布でも構いません。
塗装の落とし方
おもな作業内容
2,布で拭き取る
作業は難しくありません、簡単に落とせます。
塗装の落とし方①Mr,ペイントリムーバー
GSIクレオス
用途:プラモデル用の塗装はがし液
価格:250円/275円(税込み)
まず、色プラやクリアパーツでもダメージがなく落とせるのかをやってみました。
カラーだけ塗装したパーツ(車ボディー)
ボディーにMr,ペイントリムーバーを塗り、筆でこすってみました。
カラーだけということもあって簡単に数分程度で落ちます。
ボンネットの白い部分、プラも傷めずキレイに落ちています。
そしてクリアパーツも同じやり方で落としてみました。
クリアパーツもキレイに落とせて、プラへのダメージもありませんでした。
クリアパーツは透明なので、強くこすると拭いたときに跡が残ってしまうかもしれませんので、力を入れずに拭いた方が良いかもしれません。
クリア塗装までしたパーツ
クリアまで吹いたパーツも落としてみました。(サーフェイサー+カラー+クリアーを吹いたもの)
やはり、クリアがコーティングされているのでカラーだけのパーツより2倍の時間が掛かります。
落とせないことはないですが、すこし大変ですね(^^ゞ
塗装の落とし方②自動車用水抜き剤
Mr,ペイントリムーバーだけでは大変な物もあるので、別の方法も試してみました。
使うのは、自動車に使われる水抜き剤です。
KENIX(ケニックス)
用途:自動車用燃料タンク内の水溶解のための燃料助剤
成分・イソプロピルアルコール
種類:2種軽油用
価格:120円前後
本来、自動車のガソリンタンク内に発生する水分を排出させるものなのですが、どのくらいで落ちるのかを試してみました。
使用したもの
2,ケース
3,ビニール手袋
水抜き剤とパーツ
ケースに水抜き剤を入れ、パーツを浸しています。
においはさほど強くもなく、消毒液のアルコールのにおいと同じでした。
浸けてから1時間程度で塗装表面が柔らかくなりますが、落ちるまではいきません。竹ぐしで突いて引っかかるような感じでした。
4時間経過、竹ぐしで削ってみると竹ぐしで削った部分だけ剥がれてきました。簡単に剥がれるというものではなかったです。
5時間経過、塗装を強くこすると剥がれてきてはいるのですが、クリア塗膜が柔らかくなったという感じ。
20時間経過、竹ぐしで削ると落ちますが簡単に落ちる感じではなかったです。5時間ごろの状態と同じ感じに思えます。
YouTubeでもプラモデルの塗装を落としている動画がありますが、同じような感じにはなりませんでした(>_<)
もしかしたら水抜き剤の成分がすこし違うのかもしれません。
今回使ったケニックスの水抜き剤は長時間は置かない方が良いかもしれません。
水抜き剤:軽油水抜き剤を使用
・2日ぐらい浸して、クリアは落ちますがカラーやサーフェイサーが落ちづらい
今回、使ってみたものは軽油水抜き剤、成分が違いなのか純度の違いなのか、簡単に落ちるものではなかったので別の水抜き剤を使った方が良いです。
塗装の落とし方③ラッカーうすめ液
ラッカーうすめ液で塗装を落としてみようと思います。
アサヒペン
用途:汚れの拭き取り、ラッカーの希釈、用具の洗浄
成分:有機溶剤
種類:ラッカー用うすめ液シンナー
ペンキの塗料を薄めたり、洗浄をするためのうすめ液を試してみました。
使用したもの
2,ケース
3,ビニール手袋
4,布
作業開始!
最初は布にラッカーうすめ液をしみこませて、パーツの塗装を落としていきます。
時間はかかりますが少しずつ落ちていきます。
すこし大変なのでラッカーうすめ液に浸してみようと思いました。
白に塗装したパーツをうすめ液に浸します
浸して5分、すこし揺らしながら見てみると、みるみる落ちていきます。
ですが、10分経たないとこでプラ表面がヌルヌルしてきているような感じに!
取り出してみると・・・
プラが解けていました(>_<)
表面がドロドロのボコボコに!剥がれた塗料もまたついてしまった!
ここまでひどくなるとは思ってもいませんでした!!!
プラ自体も柔らかくなり表面がヌルヌル!
長時間浸けていたら無くなっていましたね!!(; ・`д・´)
なのでもし試すのであれば、めんどくさがらずに布に付けて吹いた方がいいみたいです(^^ゞ
あまりおすすめはしませんがm(_ _)m
塗装の落とし方④
ページ上で紹介した「塗装の落とし方②」の水抜き剤とは別の物を使ってみたいと思います。
水抜き剤(ガソリン車用)
KURE
用途:4輪自動車用燃料タンク内の水溶解のための燃料助剤(ガソリン車用)
成分・イソプロピルアルコール、防錆剤
種類:JIS1種ガソリン用
価格:160円前後
※価格は1本のお値段です
使用したもの
2,ケース
3,ビニール手袋
4,歯ブラシ
サーフェイサーからカラーまで塗ったパーツとカラーとクリアまで吹いたパーツ
約1日近く付けておいて削ってみました。
爪でこすってみると、少し塗膜が硬いような感じもしますが落ちていきます。
歯ブラシでこすってみたら指でやるより簡単に落ちました。水抜き剤に付けながら歯ブラシでこすった方が簡単です。
前回のKENIX(ケニックス)の水抜き剤よりは楽に落ちました、こちらの方が落としやすい感じです。
使い終わった後はじょうごにティッシュペパーを敷き、取れた塗装をこせばまた水抜き剤を使うことができるのでお得です。





まとめ
今回は「プラモデルの塗装の落とし方」でした。
4種類の物を使ってみましたが、クレオスのMr,ペイントリムーバーか水抜き剤ガソリン車用の2つがおすすめです。
ラッカーうすめ液は本来浸して使うものではないですが、試しに実験してみました。
ラッカーうすめ液の場合は布にしみこませて拭き取る感じの方がいいと思います。
小さいパーツでしたらMr,ペイントリムーバー、大きいパーツでしたら時間は掛かりますが水抜き剤がおすすめです。
また他に良い物がありましたら、記事にしようと思いますのでよかったら見に来てください(^^ゞ
ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
1つでも参考になったことがあれば幸いです。
プラガレージ:toshibo
ホビーサーチ
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