車のプラモデル1/24 Veilside80スープラ
こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です。
今回は、アオシマ文化教材社の「ヴェイルサイド80スープラ」を作ってみたいと思います!
アオシマのキットには、ノーマル車両から改造車など幅広く販売していて、改造パーツなどカスタム性の高いキットが数多くあります!
その中でもカスタムされたトヨタ「80スープラ」のモデル「ヴェイルサイド」のキット!
実際に茨城県にあるカーショップ「ヴェイルサイド」のエアロでインパクトの強いデザイン(^^♪
私もこのバンパーを車に付けていました♪(バージョン2の方ですが(^^ゞ)
キットは「コンバットバージョン1」と「コンバットバージョン2」の2種類販売されていて、フロントバンパーが異なるデザインになっています。
今回は「コンバットバージョン1」を組み立て!自分の愛車でもありますので、リアルに作れるかなと思います!
組み立てに気お付けておきたい部分もありますのでチェックです(^^)/
アオシマ「ヴェイルサイド80スープラ:コンバットモデル」
アオシマ文化教材社
Sパッケージ・バージョンRシリーズ
価格:2200円(税込み)
※今は、キット生産されていないと思います(^^ゞ(記事2021/9/15現在)
1/24カーモデル「ヴェイルサイドスープラ」の組み立て・改造
外見の大幅な改造はしないで、できるだけ実車に近いように改修と車高を少し下げたぐらいで作りたいと思います。
カーモデル組み立てに使った道具
道具
2,デザインナイフ
3,リューター(なくても大丈夫です)
4,紙やすり(800番、1000番、1500番、2000番)
5,スポンジやすり(800番)
6,平刀
7,丸刀
8,光硬化パテ
9,台所用漂白剤
10,Mr.カラーうすめ液
6,7,のツールはハセガワの平刀とホームセンターなどで販売されている物です。
平刀
素材
カーモデル足まわり:車高下げ改造
足まわり(リアパーツ)
リアの構造上アームが動くことがないので、簡単に改造ができます!
水色の矢印部分は、パーツ同士を接着することになっていますが、間にプラバンを挟む事でタイヤ位置が上がり車高が下がります。
プラバンを0.6mm以下でしたらこのままでいいですが、1mm以上挟むのであれば赤い矢印の部分をカットしておくと無理なく固定できます。
赤い矢印の部分にもプラバンを挟んで接着しておいた方が安全です。
上記写真はプラバン1mm×1枚と0.3mm×2枚で1.6mmを挟んで接着しています。
プラバンを挟む事でキャンバー角も傾くので一石二鳥です(^-^)
タイヤハウス(リア)
タイヤ位置を変更したらタイヤハウスも変えないと干渉してしまいます。
もともと、タイヤとタイヤハウスの間は、3mm程度すき間が開いていましたが、タイヤ位置を変えたことでタイヤ上部が干渉してしまいました。
なのでタイヤハウスを引き上げたいと思います。簡単です(^^)/
上記写真タイヤハウス上にタイヤの幅ぐらいのラインをシャーペンで引いておきました。
(少し見づらい(^^ゞ)
線を引いた部分が赤い線のところです⇩
赤い線の部分をカットします。そしてプラバンを接着!(プラバン1mmを使用)
プラバンを付けたら、カットした先ほどのタイヤハウスパーツを同じ場所にまた接着!
赤い矢印の部分プラバンの切った面をタイヤハウス内に合わせて接着する事で、後でカットすることなく整えが簡単です♪
外側部分は、ニッパーやナイフ等でカットします。
カットした後
タイヤハウス内のプラバンの所の角を軽く削って整えて完成です。
タイヤハウス外側はニッパーで簡単にカットできます。
シャーシに内装パーツを載せてみました。
パーツ同士の間が1mm在るか無いかぐらいです、丁度ぴったりでした(^^)/
リアはこれで完成です。
足まわり(フロントパーツ)
アンダーカバーがアームとつながっているので、アーム部分を切り離しました。
(赤い線の部分)
アームの根元に角度を付けるためプラバンを貼り、好きな角度になるまで削りシャーシに接着します。
アームは、タイヤを付けた状態で固定位置に接着
多く接着剤があると乾燥までに時間がかかるので細かい調節が可能です。
フロントのタイヤハウスをカットします。とりあえず外側半分を切ってみました。
次に赤い線の部分をカットします。
上から見るとこんな感じになっています
カットした部分にプラバンを接着、使用したのは1mmの厚さのプラバン
接着したプラバンの上に先ほど切り離したシャーシのパーツを付けます。
タイヤハウス外側部分も切り離します。
タイヤハウス外側を3パーツに切り離し、間にプラバンを挟んで同じ場所に固定。
完成がこちら⇩
はみ出たプラバンは、ナイフやニッパーで切ります。
タイヤハウスの白い部分がプラバンで高さを上げた所
タイヤハウスをいったん切って、プラバンを挟むやり方、思ったより簡単な工作です
バルクヘッドパーツも形が合わなくなったので両端をカットします。(赤い矢印↓)
段になっている部分を切ればピッタリシャーシにはまり、エンジンルームから見ても完全に塞がれています。
フロントアームのカット
赤い矢印・線の部分を切り離します。
パーツの中央すでに改造していますが、一度切り離しプラバンで挟み接着、裏側もプラバンで固定し強度を上げています。
パーツにプラバンをちょい足し
赤い矢印部分:中を削り取ります。
A、B、の先にプラバンを付けます。
A:プラバンをL字の形にし、パーツの裏に接着
B:プラバンに穴を開けパーツを差し込み接着
反対側も同じように作ります。完成が上記写真右側
サスペンションの加工
アームの傾きでサスペンションが入りづらくなったので、赤い矢印の部分を細く削り、先端の部分(赤い丸の中参考)を短く加工しました。
水色の矢印部分にサスペンションの先が入りますが、入りづらい場合は黄色い矢印のところに穴を開けて差し込んでも大丈夫です。
赤い矢印部分を削っておくとサスペンションが入りやすい
ハンドルのロット
タイヤ位置が変わってしまったので、ハンドルのロットも長さが合いません。
中央でカットしL字型のプラ棒で固定します。中央2mmぐらい開けて接着。
L字型なので、接着だけで簡単にまっすぐ固定できます
赤い矢印のところに棒の半分切れ目を入れて、切った所を接着剤で固定し曲げています。
さらに光硬化パテで補強します。
無ければプラパテを作って固定するのもいいです(^^♪
ローダウン完成
キャンバー角もほどよくあり、だいぶ下がりました(^^♪
別の車種でも改造しているので、よかったらご覧ください👇
アオシマ:ヴェイルサイドスープラの外装パーツ改修部分
このキットは、かなり改修する部分が多いです(>_<)
分かりやすく番号を付けて改修ポイントを掲載!
①フロントバンパー自体少し上がり過ぎなので、下げるためにグリル裏やボディー側を削ります。
②バンパー下のヘコミ、かなり深いですが削って整えます。
③ライトも形が違うので削って平らにします。
④ボンネットのライト部分が左右ズレがあったので削っての調整
(写真は削った後(^^ゞ)
⑤フロントバンパーのラインが、タイヤハウスまでつながっているので形を変更
⑥ここも少しボリュームがあるので削ります。
⑦フェンダーより内側にバンパーが入っているのでプラバンでちょい足し
赤丸の部分に、大きなヒケが左右にあるので削って滑らかに!
⑧サイドステップのフロントフェンダー部分、かなり膨らみがあるので細く削ります。
⑨ここも全体的にかなり厚みがあるので削って修正。
⑩ドア部分も成型ラインが違うので少し薄くします。
もしかしたら、デカールを貼る部分を分かりやすくするためにラインが強く出ているのかもしれません。
⑪サイドステップリア側も厚みがあるので削ります。形も少し違いがありました。
⑫ダクト部分が角ばっているので丸く削ります。
⑬リアサイドバンパー、ここも厚みがあるので薄くします。フェンダーラインも合わせて。
⑭ボディーとリアバンパーに段差があり、テールランプとリアバンパーの部分が足りないのでパテで成形します。
⑮リアバンパーの形が深く作られているのでパテで浅く整えます。
⑯トランク後ろ側、少し角ばった感じだったので丸く削ります。
⑰ここはピッタリ付いていたのでスジを彫り直し
⑱フロントバンパーを下げたことによって、段差があるのでここも削ります。
⑲ボンネットもフェンダーと高さが違うので裏を削って調整
⑳ルーフ部分の形が角ばっていたので少しなめらかにします。
※赤い丸のピラー部分裏側に、パーツを付けるようになているのでかなり薄くなっています。
スジの彫り直しは要注意です。
㉑リアウイングのヘコミ、かなり深いのでパテ埋め
㉒先端部分も厚みと丸みを帯びているので、薄くそして少し鋭く削ります。
写真はないですがウイング裏に成型時の丸い跡が残っているのでここも削ります(^^ゞ
㉓フロントバンパー下にかなり深いヘコミがあります。ここもパテで穴埋め
㉔バンパー内側ですが、シャーシ部分とかなり干渉します。
※加工無しで作るにしてもここだけは削っておいた方がいいです。
赤い丸の部分も本来無い部分なので切り取ります。
改修部分はこんな感じ、全体的に外装表面は小さいヒケがうっすらありますのでヤスリで整えます。
内装、エンジン、排気系パーツの組み立て
内装パーツ
内装は改造しないでパーティングラインなどをキレイに削る工程です。
わりと細かいパーツにパーティングラインが出ているので、紙やすりやナイフで削ります。
排気系パーツ
こちらもパーティングラインを削って整えます。メッキは一度落として塗装し直す予定です。
ヴェイルサイドスープラの改修後
大体は削って形を整えました。
上記写真、赤い矢印の部分が削ったところ
全体的にプラ自体に厚みがある感じでしたので、薄くしたり余分な部分を削って成形しています。
プラバンで成形
緑の矢印の位置、バンパーが小さかったのでパテではなく、プラバンを使って整えました。
角部分は削れたり折れたりするのでプラバンを使っています。
赤い矢印の部分も、だいぶ膨らんでいた形なので、削って膨らみを減らしました。
ボンネット
下記写真:赤い矢印の部分に成型時の跡があります。
浅い物は削っていますが深い物はパテで成形
ボンネットフチまわりも厚みがあり、ボディーに合わせたときに段差になっていたので削って調整しています。
サイド
黒い矢印部分、形が大きく違うので削り直した感じ、これも削るだけでリアルに近づけます(^^)
赤い矢印の部分は削って薄くしただけです。
リア
黒い矢印部分、フェンダーラインを合わせて削り直しました。
フェンダーからリアバンパーに合わせてラインを作ります。
緑の矢印は光硬化パテでかるく埋め、ヘコミ具合を浅くしています。
ウイング
パテで成形
緑の矢印部分パーツをはめ込むのに形がへこんだような形状
(上記写真:左下画像参考)
青い矢印部分をパテを付けたし形を整えています。
パテを付けてもウイングのパーツは問題なし
サーフェイサー塗装
大体の形ができたらサーフェイサー塗装!キズやヘコミなどが分かりやすくするためです(^^)/
キズやヘコミなどがある場合は、また削ったりパテで直していきます。
今回、使用したのはクレオスのサーフェイサー1200(グレー)
ホイール
今回のキットは、ホイールのパーツが変わった感じの作りになっていました。
ホイールパーツ2個でブレーキパーツを挟む構造になっていて、ブレーキパーツがボディーに固定されることでタイヤが回転します。
ホイールの中でブレーキパーツが固定されていないので、タイヤがグラついてしまいます。
なので、ホイール内側に1mmのプラバンを付けています。
これでタイヤも回転できて、完ぺきではないですがタイヤのグラつきも抑えられます。
メッキパーツ
今回はメッキを剥がして、塗装しようと思います。
サイドミラー以外はすべて剥がします。
メッキ落とし
このキットのパーツを1回目に台所用漂白剤に付けてみましたが、全然メッキが落ちることがなくダメでした(>_<)
なのでクレオスのMr.カラーうすめ液に付け込んでいます。
上記写真、うすめ液に2日付け込んでいます。パーツの表面がボコボコしてきました。
だいたい付けて半日ぐらいで、パーツ表面がところどころボコボコしてきます。
漂白剤で落ちなかったのは、メッキ表面にクリアコートがしてあるみたいで、
クリアを落とさないとメッキが解けない状態でした
うすめ液に付けることでメッキ表面のクリアを溶かし、さらに浸透してメッキ下にあるクリアコートも溶かすことでボコボコメッキが剥がれてきました。
完全ではないですがだいぶ落ちます。
ゴム手袋をした状態でパーツを水洗い、使わなくなった歯ブラシなどでこすりながら洗浄
先ほどの容器にパーツを戻し、台所用漂白剤を入れ数分待ちます。
するとメッキがキレイに溶けていきます。
メッキが無くなってきたら、パーツを容器から取り出し水洗いをします。
取り出したパーツを中性洗剤で洗い流して完成です。
メッキパーツの落とし方については、下記をご覧ください⇩
マフラーパーツ
マフラーはガンダムマーカー(メッキシルバー)で塗装しました。
他のパーツは缶スプレー塗装です。
各部の塗装
いつもは下回り黒で塗装するのですが、今回は実車に近いように部分的にボディーカラーを吹いています。
内装
ちょっとひと手間(^^♪
説明書には記載されていないパーツがあり、メッキパーツの㉝ですが丁度メーター裏にピッタリだったので線を通し付けてみました。
メーターから配線されている感じに(^^♪
※注意点:リップスポイラーのパーツ
リップスポイラーのパーツに不具合がありました。
ボディー取り付け前に接着してしまうとバンパーが付かなくなってしまいます!
実際このパーツは電動のリップスポイラーで純正品のオプションです。なのでエアロを付けると付けられない装備です。
キットも、このリップスポイラーを付けてしまうとフロントバンパーが入らなくなってしまいます。
もし、どうしても付けたいのであれば加工が必要になってしまいます。
エンジンの完成!
全体的に暗い色で塗装したので落ち着いた感じ(^^♪
頑張って細かいところまで塗ったのに、ほとんどが隠れてしまいビミョーな感じになってしまいました(´-ω-`)
各部にフィニッシュシリーズのシールを貼り、少しでもリアル感をだしています。
アオシマ:ヴェイルサイド80スープラ完成!!
完成です!!!(^^♪
バージョン2を作ってからの今回のバージョン1でしたので、ダメな部分を上手く修正できたのかなと思います(^^)/
上記では、紹介していませんでしたが、各部に変更したパーツも付けています。
詳しい内容は、レビューページで掲載しています。
別ページで完成レビューを詳しく掲載していますので良かったらご覧ください⇩
アオシマのカーモデル1/24ヴェイルサイドスープラのまとめ
今回のキットは、アオシマ文化教材社「87 ヴェイルサイド・スープラコンバットモデルSパッケージ・バージョンRシリーズ」の組み立てでした。
あとから気づいたのですが、キットはAMTという会社のキットだったみたいです。
変わったキットだな~とは思っていましたが(^^ゞ
工作は外観を大きく変えるような改造はしないで、リアルな形を目指し作ってみました。
外装は、ほぼ削って整え、大きく改造したのは車高の高さぐらいです。
自分の車も同じスープラなので、実物を見ながら完璧ではないですが、リアルに作れたかなと思います(^^ゞ
このキットでも、いろいろなことに挑戦して失敗したり学びがありました。
プラモデル1つ1つに個性があるので、その時に応じた作り方をすることでスキルが上がり、また次のプラモデルで生かす。
繰り返すことでドンドンうまく作れるようになりますので、是非好きなプラモデルを作ってみてください。
ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
何か一つでも参考になったことがあれば幸いです。
プラガレージ:toshibo
他にもプラモデルに関する記事を掲載中!詳しい内容は下記をクリック!
☆広告☆
コメント