プラモデルを誰でも簡単にメッキ塗装!
今回は、ペンタイプの塗装道具「ガンダムマーカーEX」をレビュー!
さまざまなカラーが発売されていて、マーカーだけでも全塗装できるんじゃないかというぐらい種類が出ています。
その中でもメッキにできるマーカーが今回の「ガンダムマーカーEX、ガンダムメッキシルバー」です!
エアブラシで塗装するにしても難しかったメッキですが、簡単に塗ることができるペンタイプでの発売!
誰でも簡単にできるメッキ塗装、とてもうれしいアイテムです!
GUNDAM MARKER-EX、ガンダムメッキシルバー
GSIクレオス
価格:660円(税込み)
カラー:メッキシルバー
特長:アルコール系インク
ガンダムマーカーEXの使い方や注意点
使い方は簡単です。
使い方
ペン先にインクが出てきたら準備完了です!
ガンダムマーカーEXを使ってみた!
カーモデルのマフラー
メッキ塗装というと下地をツヤのある状態にしていないと、メッキにならないということを思い出して、プラ表面にツヤ入りの塗装をしました。
(今回は近くにあったツヤ入りブルーのスプレー缶を使用)
いざ!塗装!
プラにペンで直接塗ってみると、塗料としては水っぽい感じのサラサラ感。
1度塗りではムラが出てしまい、光沢感はありますがキレイな感じにはなりませんでした。
なので2度塗り、上記写真のようになりました。塗るのにすこし難しい感じ。
筆塗り
ペンのままだとムラが出やすいので、トレイに塗料を出して筆塗りをしてみました。
塗った感じはキレイに塗れますが、メッキ感がすこし無くなってしまって、輝きのある普通のシルバーみたいな感じに。
筆塗りも少し多めに塗料を付けて、塗るというより載せる感じの方ががキレイに塗れるかもしれません。
ガンダムマーカーEXをプラに直接塗装
下地無しで直接プラに塗ってみました。
塗ってみるとメッキ感が出て光沢に仕上がります。直接塗った方が良かったですね。
キレイなメッキパーツになりました♪
プラパーツのカラーによる違い
メッキシルバーをプラに直接塗ることは可能ですが、プラ自体のカラーでかなり変わってきます。
プラが白や黒なら影響はありませんが、ゴールドのようなパーツやクリアパーツなどには、塗料自体の色が濃い塗料ではないので透けてしまい上手くメッキにはなりません。
明るいグレーのナイフパーツはキレイに塗れましたが、ガンプラのゴールドパーツ(赤い丸の部分)には、土台のパーツ色が出てしまいキレイなメッキにはなりません。
なのでツヤ入りの塗料で下地を作った方が良いです。
マスキングテープ
メッキシルバーを塗って、乾燥後に上からマスキングテープを貼り付けてみました。
薄っすらテープに塗膜が付きますが、剥がれるようなことはありませんでした。
塗膜の密着性は良い方です!
失敗したときの対処
もし、はみ出てしまったり間違えてしまったときは、同じクレオスから販売されている「Mr.カラーうすめ液」で簡単に落ちます。
部分的に、塗装を落としたいのであれば、めん棒にうすめ液を付けて拭く。
細かな感じで落とすことができます。もっと細かいのであればベビーめん棒もおススメです!
メッキ塗装の上からクリア塗装
メッキ塗装だけでは、キズが付きやすく触っても影響が出てしまうしれませんのでクリア塗装をしてみました。
やはりメッキ感がなくなり、ただのシルバーみたいな感じになってしまいました。
そこで、UVレジンを塗って硬化させてみました。
メッキも解けること無く、キラキラ感ものこり保護できました。場所によってはこんな使い方もいいかもしれません。
ガンダムマーカーEX、時間が経ってからの使用
すこし放置しておくとメッキが出てこなくなってしまいます。
原因はメタリック塗料と同じくメタル成分が沈殿してしまうからです。
なので良く振ってから使用してください。
振りが足らないと透明な水分だけが出てしまいメッキになりません。
ガンダムマーカーEXと他のメッキ調マーカーと比較
ガンダムマーカー以外にも、他メーカーから販売されているメッキ調塗料マーカーと比べてみました。
GSIクレオス
価格:660円(税込み)
カラー:メッキシルバー
特長:アルコール系インク
ガイアノーツ
価格:330円(税込み)
カラー:メッキ調シルバー
特長:油性マーカー
ガンダムマーカーと4アーティストマーカーを比較。
ます、ガンダムマーカーはアルコールインク系で揮発性の高い塗料です。
4アーティストマーカーは、油性塗料です。
・ガンダムマーカー:ペン先が角ばった斜めの切り口で2mmの細さ
・4アーティストマーカー:先端が丸い形の4mmの太さ
塗った感触としては、4アーティストマーカーの方が感覚は良い感じに思えます。
・ガンダムマーカーの方が、より光沢感がありキラキラしています。
・4アーティストマーカーもメッキ調塗料なので、普通のシルバーよりは輝きがありますが、ガンダムマーカーEXのメッキよりすこしキラキラ感は低い感じです。
どちらもマスキングテープ貼ったぐらいでは、プラから剥がれることはありませんでした。
ですが、マスキングテープにすこし塗料が付いてしまいます。
ガンダムマーカーの方はさほど付きませんが、4アーティストマーカーの方は見た目でもわかるぐらい薄っすらついてしまいます。
・ガンダムマーカーは、メタリックの粒子が流れやすいのでムラになる
・4アーティストマーカーの方が濃い塗料な感じ、一度塗りでもキレイに塗れる
・ガンダムマーカー:Mr.カラーうすめ液で落ちます。
・4アーティストマーカー:エナメル溶剤で落ちます。
めん棒などにうすめ液などを付けて、かるくこする程度で落ちます。
・ガンダムマーカー:軽く触るぐらいなら問題はないと思います、強く持ってしまうと跡が残ります。
・4アーティストマーカー:触っても問題はなかったです。
・ガンダムマーカー:乾燥後塗りかさねると前に塗った塗料が解けてしまい、あまりキレイにはなりづらい
・4アーティストマーカー:塗膜が強いので解けることはありませんでした。
ガンダムマーカーEX(クレオス)
4アーティストマーカー(ガイアノーツ)
どちらも簡単にメッキにできるアイテムとしては、十分な道具です。
ガンダムマーカーと4アーティストマーカーの使いやすさでいえば、4アーティストマーカーの方が良い感じでした。
メッキ感としては、ガンダムマーカーの方が良いのですが、塗るのにすこし難しいところもあります。
ガンダムマーカーエアブラシで使うのがおすすめな感じがしました。
ガンダムマーカーEX、簡単にメッキにできるペンタイプの塗装のまとめ
今回は、GSIクレオス「ガンダムマーカーEX、ガンダムメッキシルバー」のレビューでした。
手軽に塗れるペンタイプ!
いろいろな部分に塗れてよりリアルな雰囲気を出してくれます。
すこし入手しづらい部分もありますが、見つけたときは買っておいた方がいいアイテム!
ガンプラだけではなく、いろいろなキットに使えるので、プラモデルの組み立てにさらにひと手間加えた、いい作品ができると思います♪
すこし塗るのにコツが必要なアイテムですが、大きい面ではなく細かい小さいパーツなどに塗るのが良いかも!
カーモデルのライトやガンプラのバーニアなどすこし塗っただけでも、だいぶ変わってくると思います!
ぜひ、見つけた時は試してみてください♪
ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
何か一つでも参考になったことがあれば幸いです。
プラガレージ:toshibo
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