プラモデルの修復、パテ成形のピンホール(気泡)の直し方、修復方法

プラモデルの修復、ピンホールやキズプラモデルの修正方法
プラモデルの修復、ピンホールやキズ
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簡単なプラモデルの修復方法

 

こんにちは(^^)/toshiboです

今回はパテにできたピンホールやキズを簡単に直す方法をやりたいと思います。

ポリエステルパテを使うとけっこう出来てしまうピンホール

ピンホールとは気泡のことです。

ポリエステルパテはベトベトしたペースト状のようなパテで硬化剤を混ぜて使うものですが、混ぜ合わせる時に空気がパテに入り込み、そのまま固まってしまったパテの中の空気がピンホール(気泡)です。

硬化したパテを削って気泡が出てきたら、またパテで埋めればいいことですが以外に見た目は埋まっていても完全じゃないことが多いです。

ちょっと手を加えることで完全に埋めることができますので良かったら試してみてください(^^)/

 

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気泡やキズを埋めるのに必要な物

修復に使うパテや接着剤

修復に使うパテや接着剤

材料

1,ポリエステルパテ
2,タミヤ光硬化パテ
3,タミヤイージーサンディング

※上記の材料ははどれでも構いません。
※上記写真のポリエステルパテはCAR用品の物です。

 

道具

1,ヘラ
2,木板orアクリル板orプラバン(どれでも構いません)
3,ピンバイス
4,つまようじor竹串
5,紫外線ライト(光硬化パテで使用)※
6,紙やすり(800番~1000番)
7,瞬着硬化スプレー※

※5紫外線ライトはタミヤ光硬化パテのみで使用します。
※7瞬着硬化スプレーは無くても構いません。

 

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以外に見た目は直っても完全じゃない理由

ポリエステルパテを使って成形した場合、薄く盛る分にはあまり気泡が入り込むことはありませんが、厚く盛ったりすると気泡が入りやすくなります。

例えばカーモデルのオーバーフェンダーをポリパテで作ってみたとか、ガンプラの形を変えるために大量に盛った部分とかに気泡が入りやすくなります。

ポリパテを盛った状態では分かりませんが、形を整える時に削ったりすると出てきたりします。

気泡があった場合は、またポリパテで埋めればいいと思うかもしれませんが、埋め方に注意が必要です。

 

気泡の断面図

Aは浅い気泡の穴です。Bは深い穴の気泡の横から見た図です。

プラモデルの修復、ピンホールやキズ

パテの気泡断面図

Aはこのまま埋めればOKですが、Bはこのまま埋めると失敗しやすい気泡です。

 

原因

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パテの気泡断面図

Aはパテ埋めをすればキレイに入ります、Bは気泡の入り口が小さいのでパテが入りづらくなってしまいます。

Bはさらにパテが入り込んでいく際、穴の中に逃げ場を失った空気がたまりパテが完全に入らないという状況になってしまいます。

硬化後、削って整えてもAとBどちらも見た目はキレイに直りますが、Bは触ったり水洗いした時、場合によっては埋めたはずなのにいつの間にか元の穴に戻っていたようなこともあります。

パテがキレイに密着していないので外れてしまします。

これが完全に直っていない理由です!

ほとんど気泡の入り口付近しか接着されてません。

Bのようなことがあると硬化後に削った段階で取れてしまったり、完成まじかで失敗なんて言うこともあります。

なので簡単に直す方法を行いたいと思います(^^)/

 

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ピンホール(気泡)やキズの直し方

作業工程

1,つまようじや竹串などでチェック!

気泡がある部分を先端の尖った物で穴を少し大きく広げるような感じで押したりかき出したりします。
ここで形が変わらなければ大丈夫ですが、気泡が大きくなったり深い穴になったりした場合はここでひと手間が必要です。

2,ここで簡単なひと手間

ピンバイスなどで穴を広げるこれだけです!気泡より大きいサイズのドリルの刃で穴を広げます。
深く掘る必要はありません上記画像のAのようになればいいのです。

3,パテや接着剤で埋める

ポリパテや光硬化パテ・イージーサンディングなどで埋めます。
ポリパテは右から左に方向はどちらからでも構いませんが押し付けるような感じで付けます。
光硬化パテやイージーサンディングなどは穴に直接、つまようじなどで突く感じで付けていきます。

4,硬化

ポリパテは時間が掛かりますが、光硬化パテは紫外線ライトなどで1~2分程度で硬化します。
イージーサンディングも少し時間が掛かる方ですが瞬間接着剤用の促進剤などがあれば時間を短縮できます。

5,削る

あとは普通に紙やすりなどで削ればOKです。

 

やり方としては気泡の穴を広げて埋めるだけの簡単な作業です。
ポリエステルパテだけではなくエポキシパテでも気泡が入ることがあります。こちらは丸くならずに細長い気泡になります。かなり低い確率ですが(^^ゞ
キズなんかでも、深いキズはパテが入りにくいものもあるので気を付けてください。ナイフなどでキズを広げてパテで埋めることをおすすめします。

 

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まとめ

1,気泡やキズを直すには場合によって少し広げることがおすすめ!
2,ピンバイスやナイフなどでひと手間、完璧に直せる!

 

今回はパテ成形時のピンホール(気泡)やキズの直し方でした。

ポリエステルパテは水分の多いパテなのでどうしても混ぜる時に空気が入りやすいです。

エポキシパテでも絶対に入らないというのもでもありません。確率はかなり低いですが(^^ゞ

未然に防ぐということにもパテの練り方を空気の入らないようにすることもあります。

もし、気泡が出てきてしまった場合は掲載したやり方がおすすめですのでやってみてください(^^)/

 

ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m

何か少しでも参考になったことがあれば幸いです。

プラガレージ:toshibo(トシボー)

 

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