オリジナルで作った折りたたみ式塗装ブース
こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です。
今回は、DIYでオリジナル「塗装ブース」を作ってみました。
室内で塗装しようと思ったら絶対必要なアイテムです(^-^)
各メーカーではいろいろな塗装ブースが販売されていますが、やぱっり「いいな~」と思うとけっこうなお値段・・・(´-ω-`)
値段は安いけれどこれじゃ~なぁ、と思うこともありました。
なので自分で作ってみようと思いました!
材料はできるだけホームセンターで販売されている物を使って作っています。「できるだけ簡単に」そして「コストをできるだけ抑える」「使いやすさ」を考えてみました。
目標は1万以内!!!
・・・(´-ω-`)
費用総額11550円!
思ったよりいってしまった(^^ゞ
形にこだわらなければもっと安くできます。
使った材料
2,室内用換気扇(中型)5500円
3,配線(3m)770円
4,スイッチ220円
5,プラグ110円
6,丁番(蝶番)2個入り1セットで110円×4
7,アルミパイプ(100π)880円
8,アルミパイプジョイント(100π)220円
9,ブース用フィルター(大)440円
10,ペンキ110円
11,カクシ釘110円×2
材料はホームセンターや100ショップ、GSIクレオスの商品を使っています。
※価格は販売店によって値段が上下している商品があります。
塗装ブースの詳細
塗装ブースをその場に固定してもいいですが、わたしは机の上で作業することもあるので簡単に移動できるように折りたたみ式に作りました。
使わない時は小さくなるようにそして簡単に脱着できるようにしています。
塗装ブース:正面
大きさは41.2cm×60cm×36cm(閉じた状態)
表面に上下の扉になっていて、さらに左右の扉があります。
横:右側
この状態で奥行き36cm、余裕をもった感じで作ったので、考えればもっと薄くできるかもしれません。
裏側
中央に室内用換気扇、ホームセンターで購入できるものです。大きさ的には3種類あったのですが中くらいの物を使っています。
配線は室内用換気扇からスイッチにつなぎコンセントプラグにつないでいます。
スイッチの下から配線を入れ、中を通し金具に固定、反対側も同じに行います。
室内用換気扇から出ているアース線はつないでいません。
横:左側
左側にはアルミパイプを支えるように、板を丸くカットしています。(白い丸の部分)
アルミパイプの曲がりが多いと空気の流れが悪くなるので、丸い部分にのせるようになっています。
アルミパイプを差し込んでいるだけなので固定の役割もあります。
開閉式
使わない時は移動させたりするので、持ち運びしやすいように折りたたんで幅を取らないようにしました。
上下の扉を左右の扉で支える構造です。
展開:正面
上下左右の扉を丁番(蝶番:ちょうつがい)で開閉しています。(青い矢印)
丁番は100円ショップで購入できる物です。
展開時の大きさ41.2cm×60cm×55cm
内部
内部にも板があり、ここはクレオスのフィルターを置く台になっています。
ファンとの距離を少し開けてフィルターの台を斜めに置いています。
緑の矢印部分はフィルターの固定する部分、フィルターを置いているだけなので取り外しも簡単!
内部:奥
緑の矢印はフィルター板の固定ブロック。これ以上、奥に行かないようにしています。
無くても大丈夫なのかもしれませんが、フィルターとファンの間が狭いかなと思い付けています。
フィルター装着
クレオスのフィルターなんですが小さいタイプを買っていて、2枚並べて使う予定でしたが大きいタイプを購入できたのでどちらでも使えるようにしました。
小さいタイプを2枚並べた方がフィルター面積が大きくなります、大きいタイプを使うとフィルター上部にすき間ができます。(上記写真参考)
大、小、どちらを使っても吸い込む力は変わりません。
配管
・窓用に合わせた木板
・ジョイントパイプ100π
・アルミパイプ100π:伸縮性があります
木板に10cmの穴を開けてパイプジョイントを差し込みアルミパイプを付けます。
完成したもの
パイプがL字のように配管しています。空気の流れも普通に出ていましたので、問題無いかと思います。
塗装ブース設計図
組み立てた大きさを部分的に図にしてみました。
何か参考になれば幸いです(^^ゞ
上側
左側
右側
カットした大きさは左側の図形と同じです。
右側は丸い穴を開けません。
下側
裏側
中央の穴の大きさは使う室内用換気扇のサイズによって異なります。
フィルター用固定版
フィルターを固定する部分の板です。
木材は6mm厚の板を使っていて、塗装ブース本体はつなぎ目をボンドで接着しカクシ釘でさらに固定しています。
カクシ釘
普通の釘と同じく金づちで打ち込み、釘についているゴムがつぶれてきたら真横から叩きます。
そうすると釘頭とゴムが取れて、打ち込んだ部分だけが残ります。
内部のフィルター固定台はボンドだけで作りました。
ポイント
上板(緑矢印)と左右の板(赤い矢印)長さを変えることできれいな折りたたみをできるようになっています。
白い矢印は左右の扉です。
丁番の干渉
扉を開けたり閉めたりするのに丁番が邪魔になるので当たらないように板の方を削っています。(各4か所)
他にもプラモデルに関する記事を掲載しています(^^)


使った道具
2,ドリル
3,指金
4,ペン
5,ボンド
6,金づち
7,紙やすり(800番)
8,ハケ
9,ドライバー
10,リューター
11,カッター
※10,リューターの刃は円柱のヤスリになっている物で丸く穴を開けた部分をキレイに削るためです。
動かしてみた!
自分の好きな幅に作ったので大きさも丁度いい感じです。
奥行きも深いので塗装した時の塗料がまわりに行かないのもいいと思います。
吸い込みもいい感じでした(^^♪
エアコン用のフィルターを付けて吸い付く感じがあり、電源を切ると落ちるので吸い込みは弱くはないと思います。
線香の煙を使って試してもみました。
線香を塗装ブースの外側に置いた状態でも、煙が内部に吸い込まれていきます。
なかなかいい物ができたと思います(^^♪
他にもプラモデルに関する記事を掲載しています(^^)


まとめ
今回は、「DIYでオリジナルの塗装ブース」のレビューでした。
構造的には簡単な仕組みで、箱にファンが付いていてパイプで空気を外に排出するものです。
なので段ボールやクリアケースなどでもできるかと思います。
一番お金がかかったのは室内用換気扇です。中型で5500円でした。他の材料は100ショップなどやホームセンターで販売している物なので100~800円以内の価格です。
わたしは少しこだわって折りたたみになるように作ってみました。まだ作業スペースが定まっていないのもあって簡単に移動できるようにしています。
移動させることもあるので木板を薄めの6mm厚で軽めに作っていますが、強度も問題もなくしっかりしていて十分な感じです。
一番の問題だったのが吸引力でした。自分で作ったものがちゃんと吸い込んでくれるのか?
不安がありましたが、思ったよりも空気の流れがあり大変満足しています。
掃除する時も簡単にバラせるのでいい感じです(^-^)
ただ1つ、扉を開けた状態と閉めた状態でロックされていないのでズレたり、移動の時上下の扉が勝手に開いてしまったりするのであとでストッパーを付けたいと思います(^^ゞ
はじめて作ってみましたが、機能的にも問題なくいい物ができたかと思います♪
折りたたみにしなくても意外と簡単にできるので作ってみてもいいんではないでしょうか(^^ゞ
ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
何か参考になったことがあれば幸いです。
プラガレージ:toshibo
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