材料なし!カーモデルホイールパーツ単品で深リムに変える方法!
こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です!
今回はカーモデル改造「ノーマルホイールを深リムにする方法」です!
カーモデルをワイドに改造したいとき、深リムホイールが欲しくなります♪
ですが、深リムタイヤはある程度の幅しか販売されていないんですよね~(+_+)
VIPCARタイプのホイールでは別売りで何種類か販売されているモノもありますが、リムの深さ最大でも3~4mmの幅しかありません。
ここでは、ノーマルホイール(純正形状:カスタムホイール)でも深リムホイールにするやり方を掲載しています!
材料のいらない、ホイールパーツだけでできる改造のやり方!
やり方も切って付けるだけの簡単な加工です(^^)/
リムの深さも調整できる深リムホイールを作り方
ホイールパーツは、カーモデルの規格が純正モデル採用なのでホイールパーツも純正のデザインになっています。
アオシマ文化教材社の製品は、純正モデルもありますがカスタムCARとして見本になっている改造車モデルの製品もあるのでカスタムCARでしたらカスタムホイールが付いています。
他にもアオシマ文化教材社では、別売りのホイールが販売されていて交換が可能。
ですが、ブリスターフェンダーに付けられるような、かなりワイドの深リムホイールはありません。
自作でホイールを作るか改造するしかないです。
なので!純正タイプのホイールでも深いリムにできる方法を紹介します!
深リムホイールに改造するために使う道具
改造に使う道具
2,硬めの用紙
3,ツルツルしたフィルム(プラバンでもOK)
4,紙やすり(800番)
5,プラモデル用接着剤
6,模型用ノコギリ「使用:ハイパーカットソー」
7,カッターorデザインナイフ(どちらでもOK)
8,定規「使用:ステンレスT字定規」
9,金ヤスリ「使用:匠之鑢:極:雲耀」
1,ラインエングレーバー1(ハセガワ)
ラインエングレーバーが無いときは、Pカッターでも大丈夫です。
2,硬めの用紙(ダイソー)
100円ショップで販売されている画用紙みたいなカード型の紙(160枚入り)
名刺のようなものになっています。
3,ツルツルしたフィルム(プラバンでもOK)
ツルツルしたモノであればなんでも構いません。下敷きやプラバン、ガラス板など
6,模型用ノコギリ
私はハイパーカットソーを使いました。厚さ0.1mmの刃がキレイに切ってくれるのでおススメです♪
ハイパーカットソー詳細は下記をご覧ください⇩
プラモデル用ノコギリ「パーツをキレイに切り取れるハイパーカットソー」
8,定規
定規は幅が細いタイプの物が使いやすいです。文房具の物より工業用の物が使いやすいですね。
プラモデル用でも、今回使っているステンレスT字定規も細いタイプなので使いやすいです♪
詳しい内容は下記をご覧ください
深リムホイール加工のやり方!
カーモデルをそのまま作っても楽しいですが、別売りのホイールパーツでさらに自分好みにカスタムできてオリジナルのカーモデルが作れる♪
そんなとき元々付いていたホイールパーツが余ってしまいます。余ったホイールパーツも無駄なく使えるように今回の加工方法を紹介したいと思います(^^)/
使うパーツは純正タイプのホイールパーツ
1個目は、リムの無い純正モデルのホイールパーツ
アオシマの81マークⅡのホイールを使って加工してみたいと思います。
ホイールの改造のやり方
1,内部幅を測る
ホイールパーツ内側を定規で測ります
ホイール形状で内部幅が違うこともあるので、最初に測っておきます。
使ったホイールパーツは内部幅が8mmでした。なので使える幅は7mmまでになります。
内部幅が6mmのときは、5mmまでという感じです
図で見るとこんな感じ⇩
ホイールパーツ断面図
ホイールパーツの断面図で見ると、上記のホイール内側の内部幅を測ります。
2種類のホイールパーツを測りましたが、大体8mmの幅になっていました。
今回はリム5mm出しにしてみようかと思うので、ホイールのフチから5mmの所で切り取ります。
ホイール側面に内側から5mmの位置に線を書きます。表面がツルツルして線が書きづらい場合はパーツを紙やすりで削ってからのが書きやすいです。
2,ホイールパーツの分割
ラインエングレーバーと硬めの用紙を使ってパーツに切り込みを入れます。
硬い紙は切る位置の高さを固定するための台座がわりに使います。パーツを置いて線を書いた5mmの高さにラインエングレーバーの刃が当たるように紙を重ねて調節
紙の厚さが1枚当たりミリ単位なので細かく高さを調節できますね
微調整は1枚ずつ重ねて調整です。線の位置に合わせます。
ラインエングレーバーを紙の上で手で押さえ、ホイールパーツを紙と刃の2か所で当たるところでホイール自体を回します。
ホイールパーツを回すことでパーツ横に切り込みが入っていきます。
最初はマットの上で切ってみましたがマットがサラサラしていたため回しづらい感じ(+_+)
なので、ツルツルしたフィルムをパーツ下に敷いています。ツルツルしたモノならなんでも構いません。(プラバンや下敷きなど)
切っている感じは上記のような感じです。
ホイールパーツに対してラインエングレーバーの刃が垂直に当たる位置で押さえながら切り込みます。
ポイントは!
ラインエングレーバーをしっかり押さえ、ホイールパーツを刃に押し当てながら回す(黄色い矢印の方向)
切れるまでやらなくても大丈夫です、ある程度スジが切り込まれればOK
さらに深く切り込みを入れるため手でパーツを回しながら深く削っていきます。
ここでもミゾを深くするだけで構いません、しっかりしたミゾを作るための作業です。
最後にノコギリで切り取り。スジをしっかり入れることでノコギリで切ってもまっすぐ切れるようになります。
大事なことはパーツをまっすぐ切ること!
切ったところが曲がっていると、接着したときにホイールの形状がゆがんだようになってしまうので、真っすぐ切ることが重要
最初からノコギリで切ってしまうと、ナナメにズレてしまったりするのでラインエングレーバーを使ったキレイに切る方法を取っています。
3,接着
接着のやり方は、切り離した部分を紙やすりでかるく整えて、切った部分に接着剤を付けます。(黄色い矢印部分)
そしてホイールパーツの外側に切り離したパーツを付けます。(水色矢印)
接着したらマットなどの端でコロコロ転がす、ホイールの周りに膨らんでいる部分があるのでマットの端を使っています。
コロコロ転がすことでキレイに形状を合わせることができます。
4,削り
接着剤が乾燥したら、ホイールパーツの周りに出ている出っ張りを削ります。
ここで使用するのは金ヤスリ、削り方も黄色い矢印のように削るのではなく、ナナメに(青い矢印)パーツに沿って削ります。
使う金ヤスリも網目のモノではなく、横並びの刃の金ヤスリがキレイに削れて簡単です。(仕上げ削り無しでもOKなくらいキレイ)
私は「クレオス匠之鑢:極:雲耀」を使っています。
削る部分を図で見てみると
赤い部分が金ヤスリで落とす部分、最後にホイールパーツの内側をナイフで削って滑らかな丸みを作ります。(ナイフ削りはカンナがけのやり方)
5,完成!深リムホイールパーツ
リム5mm出しで作ったモノは上記写真の中央のパーツ。
さらにもう1つ作ってみました。切った部分を7mmで作ったパーツ(写真左)かなりワイドな深リムが出来上がりました(^^♪
パーツの切る位置で1mm~最大7mmまで出すことができます
ヨコから見ると
ホイールと車体の取り付け位置は変わらず、タイヤ位置が外側に移動します。
1mm単位で調節できるのでフェンダーにも合わせやすい(^^♪
カスタムホイールでも作ってみた!
上記では純正タイプのホイールでしたが、もとからリムが少しあるカスタムホイールでもやってみました!
パーツが、2ピース構造のホイールです。(使用パーツ:アオシマ)
このパーツは車体に合わせるように作ってみます。
車体にホイールパーツだけを付けてフェンダーに合わせる長さを測ります。
車体はカーモデルを始めたころに作ったオーバーフェンダーを付けたキット。(エポパテで作った)
加工のやり方は上記で説明したやり方と同じです、ただパーツの接着の際メッキがありますので(黄色い矢印部分)メッキを紙ヤスリで落としてからの接着になります。
赤い矢印部分に接着剤を塗ってホイール外側から付けます。
付けるとこんな感じになります⇩
リムの外側に出ている出っ張りを削って外観を仕上げ。
このホイールパーツでは、別にあるリム枠があるので加工したホイールパーツの内側を削る必要はありません。
ここから簡単に組み立てる方法としっかり加工する方法!2つを紹介
★簡単組み立て
簡単組み立てはそのまま組むだけ(^^ゞ
別パーツのリムを接着無しで組み立てる簡単なやり方です。リム枠を接着しなくても見た目は良く見えます(^^ゞ
フェンダーがかなり出ていたので最大の7mm出しの改造、ピッタリの方がカッコいいですね♪
昔作ったキットなので外観は雑ですが、かなりワイドにしても7mmまでなら対応できます(^^)/
フロントに付けてみましたが、やっぱりこっちの方がいいですね♪
簡単組み立てはこれで完了!
実は見た目では分かりませんが、改造したパーツと別パーツのリム枠は内径が違っていてリム枠の方の内径が小さくなっています。
赤い矢印部分が出ています。(約1mm以下)以外にメッキが施されているので段差があっても見た目はわかりづらいです。
ちょっと段差がありますがお手軽な方法です(^^ゞ
★しっかり加工する方法
上記では別パーツのリム枠を接着しないやり方でしたが接着して作っても大丈夫です。
リム枠と加工したパーツの接着面のメッキをはがして固定する方法です。
これだけでもしっかりできますが、パーツの内径が違っているので削るまで行うやり方です。
断面図で見てみると
リム枠の内側の出ている部分(黄色い矢印)を削って平らに作る
加工のやり方は、接着する面のメッキをはがしてから接着、乾燥後にナイフでカンナがけのやり方で内側を削る。
最初から接着で作るのであれば、一番最初に全体のメッキをはがす工程から行った方が良いです
メッキの簡単なはがし方は下記をご覧ください⇩
仕上げに紙ヤスリで整えて形が出来上がり。
内部を削っているので最後に塗装が必要になります、パーツ全体のメッキをはがしてから塗装して完成です。
しっかり作るやり方ではメッキをはがしたり、削ったり塗装することもあるのでなかなか大変になってきますが、お手軽に作るのであれば接着しないやり方でも見た目は段差があるようには見えないのでこの方法でも良いかなと思います(^^)/
深リムホイールに改造する注意点!
深リムホイールに改造することによって車体へ取り付けた後のタイヤの可動域が変わってきます。
ホイールを外側に加工することによって、タイヤ取り付け位置が変わりステアリング角も大きく変わってきます。
上記の図は裏から見たシャーシとタイヤの図です。
加工前では、タイヤ内に軸となる基点があるため小さい範囲でステアリング角(タイヤ角度)を変えられます。
加工後では、タイヤ位置が軸より外側になるため、ステアリング角を変えようとすると大きく動かさないと向きが変わりません。
なので、ハンドルを回したように角度を変えようとするとタイヤハウスに当たってしまうため角度が付けれない(@_@)
ステアリング角を付けたい場合は、シャーシの側タイヤハウスを部分的に切り取る方法や大きくする加工が必要となります。
もとからオーバーフェンダーなど付ける改造をするのであれば、外装とシャーシの加工が必要です。
【カーモデル改造】ノーマルホイールパーツを深リムホイールにする方法!のまとめ
今回は「ホイールの深リム改造」でした!
カーモデル改造でオーバーフェンダーを付けてカッコよく作りたいときは深リムのホイールが必要になってきます♪
でも、思うような幅のホイールパーツはなかなかありません(´-ω-`)
なので、今回のホイール改造は様々な形のホイールパーツで作れます♪
サイズも好きな幅で調整もできるので合わせやすいかと思います。
ぜひ、やってみてください(^^)/
ここまで見てくださりありがとうございましたm(_ _)m
少しでも参考になった事があったなら幸いです。
プラガレージ:toshibo
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