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プラモデル塗装のやり方!初心者でも簡単!缶スプレーを使った基本塗装!

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簡単に使える缶スプレーを使ったプラモデル塗装方法!

 

こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です。

今回は、プラモデル塗装の「下地づくりから塗装までの基本的なやり方」を紹介したいと思います!

このページでは
・プラモデル塗装はどうすればいい?
・キレイに塗るにはどんなやり方?
・プラモデル塗装の失敗しない方法は?

など、分かりやすく作業手順を踏まえて紹介したいと思います。

 

トシボー
トシボー

プラモデル塗装から実車の塗装、DIYで20年以上の経験でやってきた塗装方法を解説します!

誰でも簡単に始められる缶スプレーを使った塗装方法、買ってきてすぐに使える塗装方法ではいちばん簡単なやり方。

エアブラシ塗装をはじめたいな~と思っている方にも缶スプレー塗装は練習にもなります。

まずは、缶スプレーで基本的なやり方をやってみましょう(^^)/

 

缶スプレーを使ったプラモデル塗装に必要な物

プラモデルに必要な道具

プラモデル塗装に必要な基本道具

まずは、缶スプレー塗装をするうえで使う道具を紹介

必要な缶スプレーは

下地スプレー「サーフェイサー」
カラースプレー「色」
クリアスプレー「塗装面の保護やツヤ」

3種類です

やり方は、下地を作り→カラー塗って→クリアで仕上げるといった工程です。

 

プラモデル塗装に必要な道具

①耐水ペーパー(紙ヤスリ)1000番、1500番、2000番とスポンジヤスリ1000番  
②サーフェイサー(下地用缶スプレー)  
③カラー(缶スプレー)  
④クリア(缶スプレー)
⑤わりばし・竹ぐし、ペットボトル500サイズ、発砲ブロック
⑥中性洗剤(食器洗剤)
⑦コンパウンド(プラモデル用)
⑧両面テープ
                                 (上記写真参考)

 

①耐水ペーパー

・1000番、1500番、2000番の3種類
耐水ペーパーとは、そのままでも削れますが水を付けながらでも使える紙ヤスリです。

スポンジヤスリ

・スポンジヤスリは1種類(1000番)
スポンジヤスリは、無くても構いませんがあれば作業を簡単にすることができます。

 

②サーフェイサー(下地用缶スプレー)

・種類は500、1000、1200,1500と4種類
下記でもお話ししますが、明るい色の場合はグレーやホワイトサーフェイサー1200番を使いシルバーや暗い色の場合はブラックサーフェイサー1500番を使います。

 

③カラー(缶スプレー)

・カラーはお好きな色で構いません。

 

④クリアカラー(缶スプレー)

・ツヤあり半ツヤツヤなしがあります。
ツヤありは光沢と表示、半ツヤは半光沢となっていて、ツヤなしはツヤ消しと書いてあります。

 

⑤わりばし・竹ぐし、ペットボトル500ml、発砲ブロック

・わりばしや竹ぐしはどちらかで構いません。
・ペットボトルは500サイズが使いやすいです。(大きいパーツのとき使用)
・発砲ブロックは100ショップで売られている発泡スチロールのブロックです。

 

⑥中性洗剤

・家庭にある食器洗剤で構いません。

 

⑦コンパウンド

・プラモデル用のコンパウンドが発売されていますのでお使いになるといいです。

 

⑧両面テープ

・100ショップで販売されている物でも構いません。
強力タイプがおすすめ!

※注意点:超強力は粘着が強すぎて✖、普通の両面テープは粘着が少し弱いので✖

 

プラモデルは何で塗るのか?塗料の種類

プラモデル塗装では、使用する塗料と塗装方法の相性を理解することが重要です。

一般的には、ラッカー塗料、エナメル塗料、水性塗料という3種類の塗料があります。

ラッカー塗料は強い塗膜を形成しますから、各塗装方法とも相性が良いです。 

今回このページで紹介している缶スプレー塗装は、ラッカー塗料になります。

 

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プラモデル塗装の基本、まずは下地作りから!

 

塗装するには、まず下地を整えることからはじめます。

トシボー
トシボー

下地作りは、塗装にとって大事な作業です!でも、そんなにムズカしくありません!

塗装するところを紙ヤスリで削り(足付けとも言います)、サーフェイサーで塗装するだけです。

もし、紙ヤスリでの削りが面倒だなと思うときは、スポンジヤスリをおすすめします。
作業をさらに簡単にできます。

※注意点:スポンジヤスリはスポンジに研磨剤が直接ついているタイプ
 
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プラモデル塗装前の下地作り作業工程

プラモデルの下地作り、やすりがけ

塗装前の下地作り、すりがけ作業

1,パーツのヤスリがけ【紙ヤスリ1000番を使用】
パーツの表面(塗装する部分)を紙ヤスリでかるく(力を入れないで)削っていきます。

ツヤが無くなればOKです。(上記写真参考)

トシボー
トシボー

簡単に行いたい場合は、スポンジヤスリがおすすめです

 

2,パーツの脱脂
次にパーツを中性洗剤で水洗いします。ここで一緒に手も洗いましょう。

パーツを洗うついでに手も洗っておけば、パーツ洗浄後に脂分が付くことを防げるので一石二鳥です!

※注意点
パーツに脂分が残っていると、塗装した際に脂分が付いているところが塗料をはじいてしまいますので全体をくまなく洗いましょう!

 

中性洗剤(ご家庭で使っている食器洗剤)を使ってパーツを洗っていきます。

使い古した歯ブラシなどあれば、洗剤を1~2滴ぐらい付けてパーツを洗います。

 

トシボー
トシボー

洗い方は普通に洗ってもいいですが、スジなどのすき間はスジに沿って洗います。
少し歯ブラシを傾けて、スジに詰まった汚れをかき出すような感じで動かします

そのあと、水でよく洗い流してください。
この時も歯ブラシでこすりながら水洗いの方が、洗剤を洗い流しやすいので良いです。

洗ったパーツの水分をティッシュペーパーなどで残らず取ります。

※注意点
もし、水滴が残っている状態で塗装してしまうと、はがれてしまう原因になりますので完全に水分を取り除いてください!

 

トシボー
トシボー

プラモデルの脱脂に関して詳しく書いてある記事も掲載しています
気になる方は下記の記事をご覧ください

 

3,パーツの固定
次に割りばしなどを使ってパーツを固定してみましょう。

使い終わった物で構いません。もし、パーツが大きければペットボトルの方がいいです。

割りばしの先端に両面テープを巻いてパーツを付けていきます。

ここまで出来れば次は塗装です。

ペットボトルでの場合
キャップ部分に両面テープを付けてパーツを付けていきます。
この時、ペットボトルの中に水を3分の1くらい入れておくと水の重さで安定して倒れにくくなります。

 

トシボー
トシボー

パーツ固定のやり方や詳しい内容は、下記をご覧ください⇩
いろいろな方法を掲載しています

 

では、サーフェイサー塗装です。

4,下地塗装(下地作り)
今回は外で行いましょう。晴れている日で風が吹いていない日がおすすめです。(カラー塗装も同じです。)

缶スプレーを使う前にやっておくと塗料を残らず使い切る方法もありますので良かったらご覧ください➣「缶スプレーを使う前にやっておきたい方法」

 

サーフェイサー塗装

最初はパーツの色が見えずらくなるくらい(少し透けてるぐらい)でOKです。
うすく吹いてください。ここから10分乾燥です。

2回目
1回目よりすこし多めに吹いてください、パーツの色が見えなくなるまででOK。そして、30分以上乾燥です。

完全に乾燥したら、スポンジヤスリ(1000番)で表面を整えます。
軽くなでる程度で構いません。

ポイント!サフを拭いてからもヤスリで整えた方がキレイに仕上がりやすい、最終仕上げのコンパウンド磨きも簡単になる。

最後に中性洗剤で水洗いをして水分を拭き取れば完成です(^^)/

ここまでが、下地作りのやり方です。

 

トシボー
トシボー

明るいカラーのホワイトやイエローなど、ムラになりやすいカラーの塗装をするときは、同じカラーのサーフェイサーを使った方がムラになりにくい!

今ではカラーの入ったサーフェイサーなども販売されているのでこちらもおすすめです!


ホワイトカラー塗装では→ホワイトサーフェーサー
イエローカラー塗装では→イエローサーフェイサー
レッドカラー塗装では→ピンクサーフェイサー

 

カラー塗装とクリア塗装のやり方

サーフェイサーが十分に乾燥したら、次にカラー塗装です。

 

1、カラースプレー塗装
パーツにゴミが付いていないかを確認し、缶スプレーをよく振ってから吹いてください。

この時、塗りづらい部分から吹いていってください。パーツのすき間だったり、丸いパイプで言うと内側ですね。平面は最後です。

1回目を吹いたら、30分乾燥です。

これを2回から3回繰り返してください。

※注意点
カラー塗装・クリア塗装の注意点は一度に大量に吹かないことです。
もし、吹きすぎてしまうと塗料がタレてしまいます。
ですので1回目は薄く、「下地が薄く見えるかな」くらいの感じでOKです。

そして1日乾燥です。不安であれば1週間近くおくのもいいと思います。

 

2、クリアスプレー塗装
カラー塗料を十分に乾燥させたら、クリア塗装をおこないます。表面の保護やツヤ出しですね。

トシボー
トシボー

クリア塗装もカラー塗装と同じやり方です。

① 1回目
塗りづらい部分から吹いて、最後に塗りやすい部分の順番で薄く吹いていきます。30分乾燥。

② 2回目
ほんの少し多く吹きます。やり方は、①と同じです。

 

クリア塗装のツヤ出しの場合は、4回吹いてください。ツヤ消しの場合は2~3回でOKです。ここでも、1回吹いたら30分の乾燥を間に入れてください。

 

クリアを塗り終わったら、最低一週間は乾燥!

表面は乾燥していても、内部は乾燥しきれてないことがあります。

 

トシボー
トシボー

缶スプレーを使い始める前にやっておいた方がいい方法を掲載していますので、
良かったらご覧ください⇩

 

プラモデルのツヤ出しとツヤ消しのやり方!

 

塗装が十分に乾燥したら「ツヤ出し」です。

トシボー
トシボー

ツヤ消しの場合は何もやることはありません。乾燥したら完成です

では、ツヤ出しのやり方です!

耐水ペーパーという紙ヤスリを使って「研ぎ出し」を行います。

ある程度の大きさにカットした耐水ペーパー(1500番)を水をつけながらパーツの表面を整えます。できるだけ面を削ります。

※注意点
角の部分は削らないよう
に気を付けます。
このとき、力は入れる必要はありません。表面を軽く擦る程度です。

 

表面のツヤが無くなるように削ります。

ハンドタオルなどで拭いて、光にあてると削った部分は光が反射しませんが、削っていない場所はキラキラと光が反射します。

キラキラが残っているということは表面がデコボコしていることになります。なので、慎重にやすりがけしましょう。

 

1500番で磨いたら、次は2000番!
1500番である程度磨いてあるので、2000番は表面を整えるだけです。

トシボー
トシボー

こちらも水を付けながら磨いていきます

最後にコンパウンドで磨いてツヤ出しの完成!
プラモデル用のコンパウンドが販売されていますのでお使いになるといいです。

「ツヤ出し」方法は磨くだけですが、詳しく書いてある記事もありますので良かったらご覧ください。
➣プラモデルのツヤ出し方法・磨き方・基本作業

 

プラモデル塗装完成品!

プラモデルを塗装した完成品

ここまでの流れがスプレー塗装の基本的なやり方です。

・下地を作り、カラーを塗り、クリア塗装で仕上げる。

 

トシボー
トシボー

どんなプラモデルでも同じやり方です

ツヤ消しの場合は研ぎ出しがないので簡単ですが、ツヤありの場合は研ぎ出しが必要です。

「研ぎ出し」をやることによって、パーツ表面が平らになりよりキレイな表面とツヤを作り出します。

ツヤありの場合は、最後にプラモデル用のワックスを使ってみるのもいいです♪
さらにツヤツヤ感を楽しめると思います(^^♪

 

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プラモデル塗装のやり方、初心者でも簡単!缶スプレーを使った基本塗装のまとめ

1、塗装する部分を紙ヤスリで削る!スポンジヤスリでもOK!
2、中性洗剤で水洗いをして乾燥後、サーフェイサーを吹く。30分乾燥。
3、スポンジヤスリで表面を軽くけずって整える。中性洗剤で水洗い、そして水気を取る。
4、カラー塗装は少しずつ吹いていく。2~3回。
5、クリアーもカラーと同じように吹く。3~4回。ここから最低1週間は乾燥!
6、乾燥後1500➡2000番の耐水ペーパーで水をつけながら軽く削る。
7、コンパウンドで磨く。できるだけ角を磨くときは磨きすぎ注意!
1,クリア塗装後の研ぎ出しを行うときパーツの角は要注意!

 

今回は「缶スプレーを使った塗装方法」でした!

かなりお話が長くなってしまいましたが(^^ゞ

作業工程は下地作りをしてカラーを塗り、クリアを塗って研ぎ出しをする。4つの工程が塗装の基本的な流れです。

トシボー
トシボー

ツヤなしの場合は、研ぎ出しは必要ありませんので工程は3つです

上記のやり方で誰でも簡単に塗装ができます。

色を塗ることによって、またぜんぜん違う作品にもなります!
カラーを変えたり、ツヤを出したりすることでリアルに再現できたり、また違ったカッコ良さができます。

初心者の方でもうまく塗れるコツは、同じカラーのサーフェイサーを使うことです。
今はサーフェイサーもカラーが増えて、難しかった明るいカラーの塗装も塗りやすくなっています(^^)/

ホワイトカラーは白サフ、いっろーカラーは黄色サフという感じ。

最初はめんどくさいと思うかもしれませんが慣れれば簡単な作業ですので、是非、色を塗るということを楽しんでみてください(^^)/

最後まで見て頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
少しでも参考になれば幸いです。

プラガレージ:toshibo


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