プラモデルの2種類のメッキの違いと落とし方
今回は「プラモデルのメッキの落とし方」を紹介!
プラモデルにはメッキパーツがあり、クリアコートがされているパーツと無いパーツがあります。
メッキを落とす大半は組み立てのとき、パーツ同士が接着剤で接着できないから部分的にナイフなどで剥がすことがあるぐらいですね。
色を塗り替えるときは全体のメッキを落とさなければなりません。そんなメッキ落としを詳しく紹介!クリアコートありと無しでメッキの落し方が違うのでやってみたいと思います。
プラモデルのメッキ落としに必要な道具
道具
2,台所用漂白剤
3,中性洗剤
4,ピンセット
5,ゴム手袋
6,使い終わった歯ブラシ
どの道具も100円ショップなどで購入できます。今回、パーツが小さかったので使い終わった塗料ビンを使いました。
プラモデルのメッキの落とし方
おもな作業工程
・数分でメッキが取れていきます。
・メッキが落ちたら、中性洗剤で洗い流して完了です。
おおまかな流れはこんな感じですが、クリアコートが施されていると別の方法での作業があります。見た目でも、クリアがあるか無いかがけっこう分かりづらい。
なので、最初に台所用漂白剤で試してみる必要があります。最初からパーツを浸すのではなく、メッキパーツが付いていたランナーを小さくカットして試すのが良いです。
クリアコート無しのメッキの落とし方
上記で説明したように、容器に台所用漂白剤を入れて落とします。
1,台所用漂白剤は
匂いや手に触れると危ないので、部屋の換気やゴム手袋を使って作業。
2,容器に台所用漂白剤を注ぎます。
量はパーツによって異なりますが浸る程度で構いません。
3,台所用漂白剤の入った容器にパーツを入れ、数分待ちます。
するとメッキが消えていきます。
4,メッキが落ちたら
ピンセットでパーツを取り出し、中性洗剤で水洗いをして完成です。
クリアコートありのメッキの落とし方
クリアコートがあると台所用漂白剤では落ちません。なので、最初にうすめ液でクリアを落とす工程が必要です。
1,タッパーやフタのある容器にうすめ液を入れます。数時間ほど付けておく必要があるのでフタ付きがおすすめです。(Mr.カラーうすめ液を使用)
2,うすめ液を入れた容器にパーツを入れてフタをします。
パーツが小さかったので、今回は使い終わった塗料ビンに入れて落としています。
3,だいたい半日程度でメッキ表面がボコボコしてきます。このまま1日放置
4,メッキ全体がボコボコ浮いてきたら、ピンセットなどで取り出して水洗いをします。
5,別の容器に台所用漂白剤を注ぎます。量はパーツによって異なりますが浸る程度で構いません。
6,台所用漂白剤は匂いや手に触れると危ないので部屋の換気やゴム手袋を使って作業。
7,台所用漂白剤の入った容器にパーツを入れ数分待ちます。するとメッキが消えていきます。
8,メッキが落ちたらピンセットでパーツを取り出し、中性洗剤で洗い水で流して完成です。
メッキが取れたパーツがこちら
クリアコートがあるパーツはすこし難しい感じに思いました。1日うすめ液に漬けて置いても完全に剥がれることはなく、ピンセットなどでこすれば落ちるような状態。
それでも残る部分もあり、最後に台所用漂白剤でキレイに落とせました。乾燥後、パーツの狭い部分に溶けたクリアだと思いますが、黄色い塊などが残ります。
ナイフやニードルなどで突くと取れますので問題ないです。この後、缶スプレーで塗装しましたが、塗装も問題無くできました。
エンジンパーツがメッキを剥がし塗装した部分です。
プラモデルのメッキの落とし方、簡単に落とせるメッキとクリアコートのあるメッキのまとめ
今回は、「メッキの落とし方」をやってみました。
私も今回初めてで、YouTubeなどを見てやってみましたが剥がれることがなく失敗。いろいろ調べてクリアがある物とない物があることが分かりました。
あっと思い!昔よく金メッキをうすめ液で拭いて、銀メッキにしていたころを思い出し、意外と似たようなことをやっていたんだな~と思いました(^^ゞ
たまたまクリアコーティングされたパーツでしたので、いろいろと知ることができてよかったです。作業工程としてはそんなに難しいことではないので、機会があれば試してみてください。
ここまで見て頂きありがとうございました。何か一つでも参考になったことがあれば幸いです。
プラガレージ:toshibo
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