下地カラーでメインカラーが変わる
こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です。
今回は「サーフェイサーの違いで、塗り重ねたカラーの色が変わる」ということをやったみたいと思います。
塗装するとき、塗料の食いつきを良くするためやプラの色を統一させるために吹くサーフェイサー塗装
なんとなくではありますが、明るめのカラーではホワイトやグレー、シルバーなどのメタリックカラーはブラックのサーフェイサーで塗装するのが普通な感じになっています。
暗い色はあまり違いが出ませんが、明るい色になるとたとえ下地がホワイトとグレーの違いでもぜんぜん違ってきます。
なので、いろいろ試してみようと思います。
逆に使ってみれば調色をしなくてもカラーの違いを演出できるのでは(^^)/
下地塗装で変わるカラーの明るさ
まずは、いろいろなカラーで試してみましょう。
基本となる下地のカラーは、左から
・グレーサーフェイサー
・ブラックサーフェイサー
の3色を塗装したものを使っています。
(塗装は缶スプレーを使用)
板はプラバンに塗装しています。
上記3色に塗装した下地のプラバンにカラーを吹いて違いをみました。
ホワイト
使用カラー:タミヤTS-26「ピュアホワイト」
白は明るいカラーなので、透けてしまい下地のカラーの影響を受けやすい
だんだんと濃いグレーに見えるのが分かりやすいですね。
隠蔽力(いんぺいりょく)が低い塗料だと、下地の色をダイレクトに受けてしまい違うカラーになってしまう。
レッド
使用カラー:タミヤTS-8「イタリアンレッド」
こちらも明るいカラーなので、違いが分かりやすいですね。
レッドがだんだんとワインレッドのように見えています。
ブルー
使用カラー:タミヤTS-15「ブルー」
ブルーは隠蔽力が高い方でした。
良く見ないと違いが分かりづらい感じです。微妙な差ですね。
イエロー
使用カラー:タミヤTS-47「クロームイエロー」
ちょっと塗り過ぎてしまいましたが(^^ゞ
イエローも明るいカラーなので分かりやすいです。
シルバー
使用カラー:タミヤTS-76「マイカシルバー」
今回シルバーは明るめのカラーを使っています、そこそこ隠蔽力のあるカラーですね。
ですが、角度によっては同じに見えますが、別角度から見るとやはり違いが出ています。(下記参照)
とりあえず5色のカラーを塗ってみましたが、大体のカラーに違いが出ました。(重ねたカラーは1度塗りです)
違いが出るということは隠蔽力(いんぺいりょく)が低いということで、塗料の濃さがうすいということになります。
塗料がうすいと塗ったときにムラになりやすいのもあり、塗装するのに難しいところでもあります
逆の隠蔽力が高い塗料は、1度塗りでも下地をキレイに隠すことができますので、ムラなどが出づらくキレイに塗りやすいです。初心者の方にはおすすめです!
部分的に下地を変えての塗装
上記で下地の違いでカラーが変わるのが分かりました。
では、部分的に下地を変えるやり方で塗装してみようと思います。
明るい部分にはホワイトサーフェイサー、暗い部分にはブラックのサーフェイサー
違いを分かりやすく、サーフェイサーをホワイトとブラックで塗装しています。
今回は、タミヤのイタリアンレッドで塗装してみました。
明るいカラーだと違いが分かりやすく、別カラーで塗装したかのようになりました。
別カラーがないときや調色しなくても、簡単に違う色を塗ることができます(^^♪
ときには、こういう使い方もイイかもしれません。
うまく使えば簡単に塗り分けができるのではないでしょうか(^^ゞ
クリアカラーで塗装
普通のカラーで変わるのが分かったので、クリアカラーでも試してみました。
使用カラー:クレオス・クリアレッド
クリアなので違いが出ると思いますが、とりあえずやってみました。
②クリアレッド(上記写真:下)
ホワイトサーフェイサー部分は、鮮やかな赤になると思いましたが、ワインレッドのようになってしまいました。
以外にも暗めのカラーですねΣ(・ω・ノ)ノ!
ブラックサーフェイサーの部分もほぼ黒!よく見ると赤い感じ。
クリアカラーにも寄るのでしょうが、クリア系はダークな感じになりました。
下地がブラックの上にクリアレッドは、カラーが透明なのでなんとなく暗くなるのは予想できましたが下地がホワイトでクリアレッドが暗めのレットになるとは思いもなかったです!
以上、下地の違いでカラーが変わる実験でした。大したことではないですが何かの参考になっていたなら幸いです(^^ゞ
プラモデル塗装の下地の違いによるカラー色の変化、うまく使えば見た目も変わるのまとめ
今回は「プラモデル塗装の下地でカラーが変わる」をやってみました。
サーフェイサーの違いでかなり変わってきました。
下地が明るければ明るく、下地が暗ければ暗めにカラーが出ます。同じカラーでも変わってきます。
鮮やかに再現されたいのであれば明るい下地に、少し深みを出すのであれば暗い下地に
使いたいイメージで変えてみるのがいいと思います
メーカーのカラーにも、いろいろと色の濃さに違いがありますが、隠蔽力(いんぺいりょく)が低いものを選ぶのが良いかと思います。
隠蔽力が低い高いと言っても、なかなか分かりづらい部分もありますが(^^ゞ
今回使ったカラーやクリア系のカラーを使うのがいいと思います。
調色や別カラーを買わなくても、簡単にカラーに違いを出す塗り方・下地の違いでカラーが変わるでした。
ぜひ、機会があればやってみてください♪
ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
何かの参考になれば幸いです。
プラガレージ:toshibo
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