プラモデル塗装!失敗しない塗装方法や温度と気候

塗装の注意点 プラモデルの塗装
塗装の注意点
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プラモデルの失敗しない塗装方法!

 

こんにちは(^^)/toshibo(トシボー)です。

今回は、「プラモデル塗装の失敗しない方法」やってみたいと思います。

このページでは、塗装の失敗を防ぐ内容を掲載しています。

例えば塗装した部分が

「剥がれてしまった」
「弾いてしまった」
他にも、
ツヤが出ていない」と様々な問題があります。

ここでは、
主に缶スプレーを使った塗装方法を紹介したいと思っています!

 

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缶スプレーの塗装やり方、塗装を失敗する原因!

内容

1、塗装の剥がれ
2、塗装が弾いてしまった
3、塗装後にツヤが無い状態
4、ムラなく塗装する方法

 

1、塗装の剥がれ原因

組み立てのとき塗膜が剥がれてしまったり、マスキングテープを剥がしたときに
一緒に塗膜まで取れてしまったりと、せっかく作ったのに気分も下がってしまいます。

 

考えられる原因は!

トシボー
トシボー

下地にあります

例えばプラモデルを塗装する部分に

原因
・油分
が付いている
・水分が残っていた状態で塗装してしまった
・ツルツルした表面になっている

このような状態になっていることが原因だと考えられます。

 

解決方法は簡単です!

トシボー
トシボー

塗装する面をヤスリで削り、
中性洗剤で水洗いするだけです!

★油分などは中性洗剤(ご家庭で使われている食器洗剤)で簡単に落ちます。

いらなくなった歯ブラシなどに1~2滴付けて水洗いをします。

これで取れます!

後は洗剤を完全に洗い流し、
水分をすべて取って、塗装まで塗装面を触らないように注意してください。

 

★水分での剥がれは、
単純に水分の上に塗装が載ってしまったということになります。

水分があった所は、膨らんだ感じのような状態に!

大体がパーツの小さなすき間だったり、
パーツの角などの部分に細かい水分が残っていることがあります。

水滴が残っている状態で塗装してしまうと、水滴のカタチに塗装がのってしまい、
水分と塗料が乾燥しポコッと膨らんだ感じの表面になってしまいます。

こういう部分は塗装が割れていたり、膨らんでいるような感じになっています。

 

解決策は!

トシボー
トシボー

対処方法は洗浄後に水分を完全に取ることです。
これだけです(^^ゞ

水分を完全に取るために、エアースプレーなどもおすすめです!

 

★ツルツルした面

タミヤのプラモデル、スープラ

衝撃による塗装の剥がれ

タミヤのプラモデル、スープラ

衝撃による塗装の剥がれ

ツルツルした面への塗装も塗ることはできますが、
食いつきはかなり弱いです(+_+)

上記写真、足付けをしない状態でそのまま塗装したものです。

地震で落下し衝撃が加わった部分で、ひびが入り塗装がキレイに取れてしまいました(>_<)

塗装の食いつきを良くするサーフェーサーを塗っていてもパリッと剥がれてしまいます。

 

例えば、
ガラスに水をかけるとツルツルしているのですぐに垂れてしまいます。

布に水をかけると、かけた部分に水が残ります、
ザラザラしたすき間に水分が入り込んでいるからです。

なのでプラモデルでもツルツルした部分と
ザラザラした部分で食いつきが全然違うようになってきます。

 

解決策は!

トシボー
トシボー

紙やすりで削るだけ!

塗装する場所がザラザラしていると、すき間に塗料が入り込んで引っかかるので食いつきが良くなります。

 

簡単に行いたい場合は、
スポンジやすりがおすすめです。(番手800番~1000番)

スポンジヤスリでもスポンジに紙やすりが付いたものではなく、
スポンジに研磨石を付着させたものです。

 

エッチングパーツも塗装が剥がれやすいパーツ

上記では、塗装する部分の問題で塗装の失敗例をお話ししていましたが、失敗していなくても塗装が剥がれやすいパーツがあります!

それが!エッチングパーツです。

エッチングパーツ自体メタルパーツなので、表面はツルツルしています。

一応専用のプライマーなどがありますが、効果はあまり良くはありません!

 

エッチングパーツの場合は、
弾力があるので、その動きでも塗料がパリっと剥がれてしまいます。

ヤスリがけで、ザラザラにしても少し食いつきが良くなる程度でしょう。

 

エッチングパーツの塗装ポイント!
・曲げて使うエッチングパーツの場合は、最初にボディーに合わせて曲げて置き、それから塗装した方がいいです!

 

2、塗装が弾いてしまった

 

塗装が弾く原因は
油分・ワックスなどですね。ツルツルした表面でも弾くことがあります。

下処理が不完全だったということになります。

 

解決策は!

トシボー
トシボー

紙やすりなどで塗装する面を削り、
中性洗剤で洗い流せばほとんど弾くことはないと思います。

たまに、サーフェイサー乾燥後からのカラー塗装でも弾くことがあったりします(+_+)

サーフェイサー表面に何らかの問題があったのかもしれません。
原因はいまだ分からず(^^ゞ

なので私は、
サーフェイサー乾燥後にスポンジやすり(番手1000番)
使い古しのスポンジやすりで整えてからカラー塗装しています。

これで行うと今のところ弾きはありませんでした。

 

おすすめは
スポンジ自体に研磨石が付いている物です!(3Mスポンジパットヤスリ)
※注意:スポンジヤスリでも2種類あります。
スポンジに紙ヤスリが付いている物
スポンジ自体に研磨石が付いている物(←こっちです)

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3、塗装後にツヤが無い状態

 

大体はクリア塗装での不具合が多いでしょうか(+_+)

湿気の多い日に塗装してしまうと、
塗料の中に水分が入り込んで乾燥してしまい白く濁ったようになってしまいます。

カラー塗装でも色がおかしくなってツヤ消し見たいになってしまいます。

 

解決策!

トシボー
トシボー

晴れた日に行うのがいいです

個人的には湿度70パーセント以下がおすすめかと思います。

ツヤを出す塗装は、季節によっても変えた方がいいことも!

春、秋、冬などは温度が余り上がらないので、晴れた日に行うのがいいですが、
夏の塗装は外気がかなり高温になっているので気を付けていることがあります。

 

・夏場は日陰で
・プラモデルパーツ自体の温度

 

夏場は日差しが強いので、
日が当たってる場所での塗装は、乾燥を急激に速めてしまいます。

乾燥にはいいですが、
速めてしまうとツヤが出る前に固まってしまいます。

なのでキレイに塗装することができません(>_<)

 

夏場の強い日差しのところで塗装すると、塗装物に塗料が載った時点で乾燥が始まってしまい、
ツヤを出そうと大量に塗料を塗ってしまいます。

こうなるとツヤは出ますが、塗料がタレてしまい失敗の原因になってしまいます。

注意日差しが強いときや夏場の塗装は、日陰で行ってください。

 

そのほかにも!

トシボー
トシボー

プラモデルパーツ自体の温度も高くなってしまうと、
夏場は乾燥を速めてしまいます。

外で塗装しようと日の当たっているところにパーツを置いておくと、
パーツの温度が上がってしまい乾燥が早くなってしまう。
上記でもお話ししましたが、
乾燥が早くなってしまうとツヤが出る前に固まってしまいます。
・対策としては、
塗装前に脱脂もかねて中性洗剤で洗うことがいいと思います。

洗うことで、脱脂もできますし、プラモデルパーツの温度も下げられます。

私もこんな感じでやっています(^^ゞ

車(実車)の塗装と同じ方法で行っています。

塗装はできるだけ、
乾燥を遅らせることで表面の塗料が潤いを出し固まることでツヤが出ます。

 

ムラなく塗装する方法

 

ムラというのは、
部分的に薄くなってしまったり、濃くなってしまってたりすることです。

均等に塗装できていない状謡です(^^ゞ

特に明るいカラーなどが目立ち、メタリックカラーも同じです。

 

解決策!

トシボー
トシボー

塗装物との距離と
缶スプレーの動かし方になります。

塗装物とスプレーの距離

塗装物から15cm

塗装物から約15cmが行いやすいと思います。

離れすぎると薄くなってしまい、
近すぎると塗料が大量に付いて、タレの原因になってしまいます。

距離を一定に保ち、缶スプレーを左右に動かします。

動かし方も一定のスピードで行います。

早すぎても薄くなってしまい、
遅すぎても大量に塗料が付いて、これもタレの原因になります。

 

やり方

最初は、すて吹きをします。

すて吹きというのは塗装物に薄く塗装することです。

すて吹き

すて吹きの状態

上記画像は、ブルーカラーを塗装物に吹いたイメージです。

すて吹きの状態は、プラモデルパーツ自体の色がうっすら見えるくらい

すて吹きをよーく見ると塗料が点々となっているくらいです。

 

スプレーの動かし方

スプレーの動かす範囲

缶スプレーの使い方は、塗装物に対して左側から吹き始め右側で止めて、
反対に右側から吹いて左側で止める状態を1往復とします。
(※やり方の始めは、右からでも左からでもどちらでも構いません)

 

塗装物に当たってない場所から吹き始め、塗装物を過ぎた場所まで吹くのが基本です。
(上記画像参照)

 

大体2~3往復したぐらいでやめます。この状態がすて吹きになります。

上記画像の拡大の部分みたいに細かく点々と塗料が乗った状態になります。

下地がまだ見えている状態です。

完全に塗装してしまうと、すて吹きにはなりません(+_+)

 

上記画像(すて吹きの状態の画像)のように
塗料が点々になると、本塗装した時に塗料のタレを防いでくれます。

あとは、すて吹き乾燥後(3~5分後)に本塗装をします。

上記画像(スプレーの動かす範囲の画像)のように各面を吹いていきます。

 

塗装の時、向きを変える

塗装の時、向きを変える

塗装物を画像のように左⇄右に吹いたら、
塗装物自体を横から縦にしてまた同じように吹きます。

こうすることでムラが無く塗装できます。

トシボー
トシボー

塗装面を何回吹いたかも覚えておいてください!
他の面も同じ回数で吹くのがムラを防ぐコツです。

 

 

まとめ記事は下記に続く⇩


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プラモデルの塗装、失敗しない塗装方法や温度と気候のまとめ

1,脂分は中性洗剤で簡単除去!
2,水分は完全に取り除く!
3,塗料の食いつきをやすりで良くする!
4,夏の日差しは禁物!
5,塗装物との距離は一定に!

 

今回は「プラモデル塗装の失敗しない方法」でした。

キレイに仕上げるためには
紙ヤスリで足付け(削る)をして中性洗剤で洗い
水分を完全に取り、日陰で塗装することが一番です。

これだけで塗装の失敗を防ぐことができます。

少し面倒くさい感じがあるかもしれませんが、作った作品が失敗するより、
やっておいた方がいい工程だと思います(^^ゞ

塗装のムラを防ぐことは、パーツを全体的に同じ回数で吹くことです!
部分的に細かく吹くと、ムラの原因になりますので気を付けてください。

簡単なことで塗装を上手くできるようになるので
ぜひ、めんどくさがらず頑張ってみてください(^^)/

ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
何か一つでも参考になったことがあれば幸いです。

プラガレージ:toshibo

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