プラモデル塗装の前にやっておきたい!表面処理とは
表面処理というと、塗料の密着を良くするために行いますが、他にもプラ表面のヒケを無くす効果もあります。

ヒケというのはパーツが成型され、金型から生産された際に歪んだ(ゆがんだ)部分のことです。
小さいパーツにはあまり無かったりあっても目立たないですが、大きい面のパーツは大きく表面が歪んでいる部分がたまにあります。
表面処理をしっかりやらないで塗装すると、ヒケがある部分がへこんだままになってしまいます。表面処理は塗料の密着性とキレイな形を作る、2つのことを一緒にできる作業!
削るという単純な作業ですが、とても重要な工程の1つです。
プラモデルの表面処理に使う道具
プラモデルの表面処理に必要な道具
2、スパチュラ
3、紙ヤスリ:耐水ペーパー(800~1000番)
4、スポンジヤスリ(600~1000番)
上記写真:仕事で使っていたスパチュラです。
先端を削って使いやすいように鎌のようにしました、まだ曲がりが足らなかったのか少し使いづらい感じ。みなさんは市販されている物を使った方がいいと思います。
スパチュラが無いときは、タガネやラインチゼル、デザインナイフでも構いません。デザインナイフの場合は刃の裏を使ってケガキます。
プラモデルの表面処理のやり方
工程内容
2、スジ彫り
3、プラ表面をヤスリがけ
1、プラモデルの塗装
まずはプラモデルを塗装します。プラモデルそのままの状態(何も手を加えてない状態)でサーフェイサーを吹きます。缶スプレーの番手は、大きい数字の1500番や1200番・1000番などどれでも構いません。

プラモデルの成形色と反対のカラーで吹くことで、紙ヤスリで削った部分と削れていない部分が分かりやすいからです。
サーフェイサーは、一度削り落してしまうのでキレイに塗装しなくても大丈夫。ムラがあってもOK、薄くてもいいので全体に吹いてください。30分ぐらい乾燥させます。
今回は白いプラパーツなので黒のサーフェイサーを塗装しています。
2、スジ彫り(モールドの彫り直し)
サーフェイサー塗装してヤスリがけしてしまうと、モールドが薄くなってしまいます。なので、ヤスリがけをする前にスジ彫りを行います。プラモデルのモールドに沿って彫り直しです。
スジを彫り直すことでモールドが無くなることを防ぎ、プラモデルの完成後のリアル感を出してくれます。簡単に言うとスジを深く掘っているということです。
使える道具はどれを使っても構いません。私は主にデザインナイフやニードルを使っています。
スジの彫り直しは、サーフェイサーを吹かなくてもできますが、吹いた状態で行うとスジ彫りした部分が分かりやすいです。(上記写真参考)
スジ彫りに使った道具
ねんどなどの形を成形する道具です、簡単に言うとヘラですね。スパチュラにはいろいろな形がありますが、なかでもスジ彫りに使うのは鎌のような形の物。これで、もともとあるスジを深く掘っていきます。あまり力を入れ過ぎず、スジをなぞるように行います。
カットする刃の部分とは逆に、裏を使う方法と刃を横にスライドさせるカンナがけのような感じで使っています。
丸いモールドに使ったり、スパチュラやデザインナイフなどでやりづらい部分で使っています。
3、プラモデル表面のヤスリがけ
紙ヤスリでも大丈夫ですが、すぐにカスが詰まったりするので耐水ペーパーをおすすめします。
水を付けながらプラモデル表面をヤスリがけ。そうするとプラの地肌が見えてきます。白プラなので黒サフを削った所が分かりやすい(下記写真参考)
ここでも力を入れ過ぎず軽く擦ってください。表面のサーフェイサーを取るだけです。
耐水ペーパーでヤスリがけすると、もともとの白いプラが見えてきます。黒いサーフェイサーが残っている部分が分かりやすい。
このサーフェイサーが残っている部分がヒケです。(青い矢印の部分)黒い色が残っている部分にヘコミがあるということになります。
赤い矢印はパーティングラインがあるところです。ここは逆に盛り上がっている部分になります。

パーティングラインの詳しい内容は下記からご覧ください⇩
ヒケやパーティングライン無くすことで、ボディーラインが平らになりキレイに見せることができます。プラモデルやパーツによって、ヒケが出ている部分は違っていますので、紙ヤスリで表面を削る作業が必要になってきます。
サーフェイサーを吹いて削ることで、ヒケやパーティングラインを除去し、塗装後のキレイな仕上がりになります♪
慣れれば吹かなくてもできるようになります。
4,これで塗装前の表面処理が完成です。

工程おさらい!
以上の3つの工程で塗装した完成品がキレイに仕上がります。
サーフェイサーは、あくまでも見やすくしているために吹いていて、慣れてくるとサーフェイサーを吹かなくてもできるようになります。
是非、やってみてください。
プラモデル塗装前の下地作り整え方のまとめ
今回は「表面処理でプラモデルをキレイに仕上げる方法」でした。
「やる」と「やらない」では、完成後にかなりキレイさが変わってきます。一緒に下地作りの作業もできますので一石二鳥です。

特にブラック系の暗いカラーを塗る際には、やっておいた方がいい工程です!
少し手間に思えるかもしれませんが慣れてしまえば簡単にできる!良い作品作りの方法ですので、是非試してみてください。
ここまで見て頂きありがとうございました。少しでも参考になったことがあれば幸いです。
プラガレージ:toshibo
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